馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(4頭)。

●サックアクロア 土曜京都1R 2歳未勝利(ダ1800m) 藤岡康 前走7着
●レディルージュ 土曜京都11R 京阪杯(G3・芝1200m) 鮫島良 前走2着
●ドリームゼニス 日曜東京9R ウェルカムS(1600万下・芝2000m) 松岡 前走2着
●グリューネワルト 日曜京都9R 白菊賞(2歳500万下・牝・芝1600m) 藤岡佑 11/07帰厩
▼先週の反動+マイネルシュトルムの熱発で今週は4頭。その分というか、中味の濃い面子となった気がします。
 サックアクロアは初ダート。これまで伸び切れないレースが続いていましたが、個人的には芝云々というより、距離が短いんだと思っています。まだ成長途上の印象がありますので、寒い時期は無理せず、パンとしてきた頃に芝1800mぐらいを使えば……と思うんですが、まぁダートをこなせればそれに越したことはないので、どんなレースをしてくれるか。仮にここで動けなくても悲観することはないでしょう。
 レディルージュは重賞挑戦。前走内容を見れば、ハンデ52キロでハナ差で屈したエイシンタイガーと同斤(牡牝差込みで)というのも仕方ないところではあるんですが、アルティマトゥーレ(55キロ)にはもう1キロ欲しかったなというのが正直なところ。アクシデントがない限りトゥーレの頭は動かないとしても、枠や展開次第でタイガーには先着してもおかしくありません。アーリーロブストやラインブラッドあたりも含め、3歳同士では上位に来てほしいところ。
 ドリームゼニスは叩き2戦目。準オープンでも力量上位なのは間違いありませんが、初めてとなる2000mの距離がどうでしょう。ここで折り合ってきっちり伸びてこられるようなら可能性が非常に広がるんですが、前走の道中を見ると、多少不安はあります。現級勝ちのあるレッドシューター相手にどんな走りができるかも含め、今後を占うに重要な一戦となりそうです。
 グリューネワルトは短期放牧明け。特別登録があった京都2歳Sが5頭立て、一方こちらはフルゲート。少しもったいなかったなという印象もありますが、暮れの大一番を視野に入れるのであれば、この条件で云々言うこともないでしょう。というか、どっちに転んでもid:kokuoさんの出資馬とガチンコだったという(笑)。そのkokuoさんのメルヴェイユドール含め、この骨っぽい面子に対応できるようなら胸を張って中1週、そうでなければ出直してじっくり、ということで割り切ればいいんじゃないかと思います。前で競馬できる強みを生かすことができれば、そう恥ずかしいレースはしないんじゃないかと期待していますが、さて。


▼ちなみに、今週は土日ともに旅先でのワンセグ観戦となりそう。ブルーメンブラットの府中牝馬Sの時もそんな感じだったので、結果も同じになればいいんですが。