馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

先週の出走結果と2012年8月の成績を振り返る。

  • ドリームバレンチノ 日曜札幌11R キーンランドC(G3・芝1200m)…7着
  • エースドライバー 日曜新潟2R 3歳未勝利(ダ1800m)…4着
  • ウインフロレゾン 日曜新潟8R 500万下(芝2400m)…3着
  • ドリームゼニス 日曜小倉11R 小倉日経オープン(OP・芝1800m)…9着

▼重賞連覇&サマースプリントシリーズチャンピオンを狙ったドリームバレンチノは7着。録画を見る限り枠順が響いた感じでしたし、中間一頓挫あった上に乗り慣れた松山騎手からの手替わりもありましたから、今回は彼のレースではなかったということでしょう。本番までに上手く立直せればいいんですが。
 エースドライバーはなんとかラストチャンスの権利確保も、勝ったマイネルソウル(kokuoさんおめでとうございます!)はもちろん、2・3着馬とも脚色の差は歴然としていたように思いますし、スーパー未勝利での勝ちあがりは難しいかもしれません。個人的には地方回りになったとしてもファンド続行は歓迎しますが、さて。
 ウインフロレゾンは中1週で勝ちに行った感じでしたが、上位とは差のある3着。相手には恵まれたと思えるメンバー構成だっただけに、この距離で牡馬相手に自力勝負で勝ち負けできるレベルではないということでしょう。不発に終わることが多くなっても、骨っぽい相手に2着に食い込んだ大寒桜賞のように展開を待つべきかもしれません。
 ドリームゼニスは久々に一桁着順も、流れ込んだだけという印象。年齢のせいか、芝のオープンではよほどタフな流れにならない限り末脚不足が否めません。繋ぎの感じを見るに向いているとは思いませんが、ダート、あるいは最後の手段として障害も視野に入れる段階に来たのでは、と。



<8月トータル>

  • 中央戦績:18戦4勝(4.0.3.3.1.7)
  • 地方戦績:1戦0勝 (0.0.1.0.0.0)
  • 中央獲得本賞金:3,398万円
  • 地方獲得本賞金:62.5万円
  • 勝ち鞍
    • トルバドゥール(500万下)
    • ロードハリアー(500万下)
    • コーディリア(3歳未勝利)
    • ロードシュプリーム(2歳未勝利)


<年間トータル>

  • 中央戦績:173戦25勝(25.15.11.15.12.95)
  • 中央獲得本賞金:46,057万円
  • 地方戦績:5戦1勝(1.0.1.0.1.2)
  • 地方獲得本賞金:502.5万円
  • 出走頭数(中央のみ):44頭
  • 勝利頭数(中央のみ):16頭
  • 1頭当賞金(中央のみ):1,046万円


<月別履歴>

出走数 勝利数 本賞金
1月 18 4 5,430
2月 17 3 5,560
3月 24 1 4,143
4月 23 2 5,780
5月 19 5 6,400
6月 28 4 9,230
7月 25 2 6,116
8月 18 4 3,398
合計 173 25 46,057


▼8月は4勝。平場ばかりで賞金的には一息でしたが、降級組2頭が早々に結果を出し、また剣が峰の3歳未勝利戦で縦縞のコーディリアが見事勝ちあがり、そして元出資馬の初年度産駒が2歳夏で初勝利と、内容的には濃いものがありました。トータルで見ても、1年の2/3が終わった段階でこの成績なら文句のつけようがありません。
 9月はなんといっても、マイネルレジェール・エースドライバー・アラビアンパールの現役3歳未勝利組がどれだけ頑張ってくれるか。どの馬も過去成績や状態面を鑑みるに非常に厳しいと言わざるをえませんが、なんとか大逆転をと期待します。


▼新設したノルマンディーオーナーズクラブのパンフが届きました。なにしろ会費が安いので、キャロットやロードとの兼ね合い次第ながら検討対象には入っています。話の種にもなりますしね。詳細な検討はキャロットのパンフを見てからですが、とりあえず、4頭いるマツリダゴッホ産駒のうち明らかに良いと思える2頭がどちらも国枝厩舎予定だったので、そういった面では個人的に一定の信頼が置けるかもな、と(おこがましいながら)感じたりはしました。カントリー牧場系募集馬についても、最初は某クラブの某ダービー馬全弟のイメージ(謎)が強くて構えて見てしまったんですが、さすがに状況が違うこともあってか手を出してもいいかなという馬も入っているように思います。
 まぁ募集馬の質云々は別としても、(ほぼ社台サンデーの別荘扱いのG1を除けば)会費の価格破壊という一点だけで台風の目になりうるクラブだと思うので、前向きな目線で注視したいところです。