その道は茨の道ぞ、と予言者ぶってみる。

●http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20060608-OHT1T00001.htm
●情報元：アサヒライジング、ダンスインザムード米国遠征 - flat seven Log
▼珍しく、何も加工せずにホントのホンネでこのニュースを見た時の第一印象を文字化すると、「藤澤（和）師弟キモーイ！」となります。まぁ、馬主さんが了承済みのことなら好きにしてくれればいいんですが、アサヒライジングについてはシーザリオの例を引くまでもなく過酷なローテを踏ませるなぁと思いますし、ダンスインザムードについては秋天に行くなら札幌記念か夏全休でいいだろという話。ハーツクライやディープインパクトのように傑出した馬が頂点を目指す、或いはコスモバルクのように海外へのモチベーションを高くせざるをえない場合ならいいんですが、遠征する馬自身や、残された厩舎の他の馬やスタッフの負担を考えると、軽々しく遠征すべきではないというのが基本的な考え方です。特に今回のケースは「海外遠征のための海外遠征」というニュアンスが透けて見えて、繰り返しますが正直気持ち悪いです。色んなところで書かれてきたことですが、そんなにワールドワイドにやりたいならこれまでに稼いだカネ持ってニューマーケットに行けよ、と。