今週の出走馬（３頭）。

●ウインイージス　土曜京都７Ｒ　500万下（ダ1400ｍ） 佐藤哲　前走４着
▼中３週（正月休みを含めると４週）。初ダートの前走は４着とそこそこの競馬。相手関係と減量騎手起用が効いた感もありますが、内容的にはスムーズさを欠く面や距離不足の印象もあったようで、ダートは得手とまでは言わなくともそれなりにこなすと考えてよさそうです。あとは中央場所での相手関係がどうかというところですが、こればかりはやってみないと分からない感じ。そこそこやれても･･････とは思うんですが、さてどんなものでしょうか。
＜期待度･･･△＞

＜結果･･･４着（４人気）＞
▼出脚がなく、先団に取り付くまでに脚を使う。直線は一旦抜け出しかかるも、後続に差されて４着まで。詰めの甘さは相変わらずですし、スタートも課題。いずれも多分まだ腰に力が付ききっていないのが原因なんだろうと思いますが、こればっかりは良化に時間がかかるもの。使いつつ実が入ってくるのを待つしかなさそうです。

●ウインフラッグ　日曜京都４Ｒ　３歳新馬（ダ1200ｍ） 秋山　11/01入厩　11/30ゲート試験合格
▼デビュー戦。馬体的にも血統的にも完全にダート短距離馬の様相。調教でもなかなかの動きを見せており、暮れには坂路で52秒台を連発。まずまず動ける状態にありそうです。入厩当初はハミ受けが悪くてゲートの出にだいぶ苦労し、また頭を上げたりモタれたりと厄介な部分が色々とあったようですが、最近ではそういう面はさほど見られなくなった模様。実戦にいってどうかという不安は残るものの、レース振りさえ常識に掛かっていれば、持てるスピードは上位と思われるだけにいきなりから期待してもよさそうです。どんな競馬をしてくれるのか、期待半分不安半分。
＜期待度･･･▲＞

＜結果･･･９着（１人気）＞
▼１番人気に推されたものの、レース振りは見せ場なく。クラブコメントによると、今回は一度もハミがかかることなくレースを終えたということで度外視できる、との見解。そういうものか、と思うしかありません。あまり間隔を空けず使っていくようで、次はなんとか変わり身を見せてもらいたいもの。

●プリンセスデザイア　月曜京都７Ｒ　500万下（混・ダ1200ｍ） 川田　前走14着
▼中４週。デビュー戦を鮮烈に飾るも、その後７戦連続９着以下という屈辱。プライドの高そうな姫君には耐えられない屈辱ではないでしょうか。すっかり損ねてしまった機嫌を持ち直させるために陣営が選んだのは、彼女のナチュラルなスピードを最大限に生かせるスプリント戦。変に競馬をさせようとせず、気分よく行かせることができればもしかしたら･･････という一縷の望みを託しての一戦。祈るような気持ちで観戦します。
＜期待度･･･注＞

＜結果･･･９着（５人気）＞
▼この近走成績で５番人気というあたりにメンバーレベルの低さがうかがえます。しかし、短距離で望みどおりの外枠を引いたのに、スタートから押しても押しても行けず。このメンバーで行ききれないようでは、ちょっと気性面云々という以前の問題のような気もします。相変わらずいい馬体とフットワークをしており、しかも今回は落ち着きもあったんですが･･････。そろそろ見切りをつけられてもおかしくない状況だけに陣営のコメント発表が怖かったんですが、そこで調教師から「次」の目論見が聞けたことが唯一の救いでしょうか。

▼有馬記念から今日まで、競馬のない年末年始は非常に長く感じました。ようやくまた競馬中心の生活サイクルが戻ってくると思うと、嬉しいような、複雑なような。今年最初の出走馬３頭は、名前はいずれもなかなか威勢がよく（個人的感覚）、これで結果が伴えば最高の滑り出しになるというものですが、さてさて。