馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

キャロットクラブへの入会を検討しています。


▼基本的に僻み根性が沁みついている反骨心が旺盛で、例えば野球ならジャイアンツ萎えのカープ萌え(広島という土地に全く縁がないのに)、種牡馬ならサンデー萎えのダイタクヤマト萌え(ダンディールート→ビゼンニシキダイタクヘリオスという究極の非主流系譜がたまらん*1のですよ)、厩舎なら藤澤和雄萎えの高橋成忠萌え(2歳からほとんど休み無く走り続け、8歳時、84戦目にして2年ぶりの6勝目を挙げたファンドリリヴリアに激萌え)、牧場なら社台ファーム萎えのケイアイファーム萌え(というか、アルカングとマジックマイルズにこだわり続ける中村氏にいくつかの問題点や悪評には目をつぶって萌え)というのが基本路線です。


そんなメンタリティを持った人間なので、グリーンヒルスタッドをバックにマイナーなマル外や持込をメインとしていたキャロットクラブに、サンケイグループの資本とノーザンファームの支援が入って(というかバックが変わって)リニューアルしたあたりから、このクラブに対しては常に2、3歩引いた視点で見てきました。極端な言い方をすれば、そんな傀儡クラブに入ってたまるかよ、というところです(そこまでラジカルに考えていたわけではありませんが)。


でもまぁなんだかんだ言って、このクラブを避けてきた一番の理由は、リニューアル当初大量に募集されたマル外のうちの何頭かに興味を持ち、クラブに問い合わせの電話したところ、ありえないぐらいぞんざいな対応をされた、という第一印象の悪さに尽きると思います。変わったのは結局外面だけか、と。


しかし、以前から割りと熱心だった一口お仲間さんたちのキャロットへの勧誘が、ここ最近の所属馬の躍進に合わせてますますヒートアップしてきており、また自分としても、「良質な馬に安価で出資できる」というのが一口者として魅力的であることは認めざるをえない状況となってきました。今入ってる3クラブで十分でないわけではないんですが(微妙な言い回し)、選択肢が多いことに越したことはありませんし。そんなこんなでの、ここにきての転向です。


▼というわけで、まだ入会が確定したわけではありませんが、もし実際入会しても、「この難民めが・・・・・・」と冷たい目で見るのはできたらよして欲しいと願う今日この頃。

*1:だったら別にトウショウペガサスグルメフロンティア萌えでもいいじゃないかという話ですが、スタイルパッチ系は許せても、ソシアルバターフライ系は許せんのです。あと、同じGIに手が届かなかった馬でも、ルドルフに一蹴されたビゼンニシキの方が、よりマイナー嗜好心をくすぐられますし。