馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の回顧。


若駒S結果
▼いくら空き巣とはいえ、映像を見た時はさすがに唖然としてしまいました。性能が違いすぎるというか、一台だけレギュレーションを守っていない改造車がレースに参加したようなもので。


しかし、こんなところで「超彗星あらわる!」だの「セカンドインパクト!」だの「三冠は決まりか」だのとギャ○ップあたりが書きそうなミーハーな煽りキャッチを入れても仕方ないので、とりあえず 1997年の端午賞を勝ったアラタマエイター*1よりはちょっと強いかもね、とだけ述べるにとどめます。


なんてスカしてられる勝ち方じゃなかったですね。
確かに相手関係だけ見れば、5馬身差で勝ったところで大して威張れるレースではありません。また、結果とタイムだけ見るなら、前が飛ばしてしかもそのうちの1頭が残る展開ですから、もう少しいい勝ち時計でもおかしくないんじゃないかという感もあります。*2ただ、調教で言うと「強め」程度の脚色であの勝ちっぷりですからね・・・・・・やっぱり強いんでしょう。たまらんなあ・・・・・・(こんな馬がいる世代の牡馬に張り切って出資するんじゃなかった)。


蛇足ですが、ここ10年、京都芝2000m(良)を上がり3ハロン33.9秒以下の脚を使って勝った馬は延べ13頭いますが、そのうち6頭までが武豊騎乗です。これが熊ちゃんあたりが乗っての脚なら、文句なく評価できるんですけど・・・・・・まぁ、 一昨年の若駒Sを同じ単勝1.1倍で勝ったモノポライザーみたいなことはないでしょうね、さすがに。

*1:あ、競馬歴が浅かった頃の青い記憶が・・・・・・POGで指名してて、「兄(アラタマワンダー)を超えるか!?」と一瞬盛り上がったことをほろ苦く思い出します。

*2:「前2頭だけが速かっただけで、後の集団はスローだったから関係ないでしょ」と言われそうですが、前が速いと結局勝負所でそれをある程度追いかけに行かないといけないわけですから、当然スローで団子のヨーイドンより時計は出ないとおかしい道理。