馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

スラムダンク、あれから10日後−


『SWITCH』の最新号(2月号)に、去年の12月に神奈川県のとある廃校で行われた、『スラムダンク』ファイナルイベントの模様が特集されています。


会場となったその高校の黒板には、23枚に渡って、「あれ(最終回)から10日後」の、主要登場人物たちのエピソードが描かれていました。もちろん作者自身の手で。


人気の無い高校の何の変哲も無い黒板に、白のチョークだけで描かれた「その後の『スラムダンク』」・・・・・・迫るシチュエーションです。それにしても、黒板の上の登場人物たちの存在感といったら。陳腐な言い方をすれば「弘法筆を選ばず」ということなんでしょうけど、井上氏の小手先ではない「絵の力」には唸らされます。



▼誌面ではその黒板漫画の一部が紹介されていますが、全てを読むためには、 井上雄彦氏の会社のサイトで販売されているポストカードセットを買わなければいけません。全23枚セット、要するに黒板1枚(1エピソード)ハガキ1枚ってことですね。ちなみにお値段は4200円(プラス送料500円)と、23ページの自費出版誌と考えれば破格(の高さ)ですが、注文殺到につき、現在発送まで4週間待ちだそうです。さすが、1億部売った漫画は違いますね。僕はどうしようか・・・・・・・。


▼そういえば、1億部売った漫画シリーズって、一体どれぐらいあるんでしょうね。思いつく限りでは、『ドラゴンボール』『タッチ』『ONE PIECE』『ドラえもん』『 名探偵コナン』と、この『スラムダンク』ぐらいでしょうか? 一応のソースが確認できたものはそこにリンクしてみました。あ、『こち亀』『ゴルゴ13』も、100万部平均で到達すると考えるとさすがに行ってそうですね。他にはもう無いかな・・・・・・。


漫画の発行部数、作品別ならともかく、著者別なら手塚治虫でしょうね。まぁ、新装・復刻全部含めればの話ですが。