ニッポン放送問題に思う。

▼ライブドアＶＳフジサンケイグループ問題絡みで、『http://www.asahi.com/special/050215/TKY200503230411.html』という記事が出ていましたが、これってよくわからないよなぁと思います。彼ら著名パーソナリティたちは、聴取者のためではなくニッポン放送のために番組をやってたんでしょうか。でなきゃ親会社が変わるぐらいのことでボイコットなんて短絡的な発想は出ないでしょう。

「ホリエモンが気に食わないから降りた」じゃ単なる我儘ですし、自分たちの降板＝ニッポン放送の企業価値低下を武器にライブドアに対して逆ＴＯＢ（という表現が的確かどうか分かりませんが）を仕掛けているなら、そのやり口のほうが余程「ずるい」印象を受けます。もしこれがニッポン放送社員の仕掛けた動きなら、非常にスマートではないと言わざるをえませんし、一方、もしタレント側の自主的な動きなら・・・・・・まぁ、好きにすればという感じです。彼らを愛するリスナーを裏切り、彼らの愛する（？）ニッポン放送を本格的にダメにしちゃうというだけのことですから。

もし彼らが本当にライブドアのやり口に憤りを感じているなら、自分の番組でそういう意見や感想をきちんと聴取者に伝えればいいのではと思います。そのことが問題になって、ライブドア側から難癖がつくなり降板させられるような事態になれば、それは結果的にものすごく効果的な抵抗ともなるわけですし。

▼僕が嫌いな厩舎の馬にたくさん出資しているのも、ある意味それに似たニュアンスがあるのかも・・・・・・（嘘）。