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●チャチャリーノ(Chacharino) 牝
父Unbridled's Song/母パーレイ 増沢末夫厩舎 菅原史博氏
<馬名意味>
『愛犬「ちゃたろう」より連想』。
うーん、愛犬の名前絡みというだけならまだありがちですが、そこからの”連想”というのはなかなか斬新というかなんというか。2001年まで「チャタロー」という馬が走っていたので(馬主は小林薫氏)、そのままだと通らなかったんでしょうけど、それにしても「ちゃたろう」から「チャチャリーノ」へ飛躍するとはなんとも大胆というかなんというか。とにかくコメントに困る馬名です。
ちなみにこの馬主さん、中央での登録馬は2頭目ですが、1頭目は「ファズールFazuru」という名前。聞きなれない言葉ですが、その意味をJRA公式で確認すると・・・・・・「夢に出てきた馬の名」。・・・・・・通すなよそんなの!
というわけで、どうやら馬名界に新星誕生の予感です。ただし、超新星すぎてそのままブラックホール化しかねませんが。
▼「チャチャリーノ」から「チチョリーナ」を連想してしまう自分に、年を取ったもんだと実感。
▼シンコーファームさんが中央馬主の免許を取得した模様です(ソース:DOMAIN ERROR)。「白、黒十字襷」という印象的な服色。今年の春頃、門別にある牧場がダーレージャパンに売却というニュースが流れて驚きましたが、売ったのは本場だけで、分場に移りシンコウラブリイやピンクタートルなどゆかりの繁殖で生産を続けるとのことで、一安心していました。「全馬売り馬」を謳っていた牧場ですが、ロードTCという有力な販路を失ったことで、どうしてもオーナーブリーダー化(もちろん市場に出せる馬は出す方針は変わらないでしょうけど)は避けられなかったということでしょうか。まぁ、生産牧場名義で走らせることなんて珍しくもなんともないことなんですが、あの「シンコーファーム」の名前で馬が走るということにはちょっとしたサプライズがあります。