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●http://marvelous.web.infoseek.co.jp/mama/archives/2005/09/post_9.html
▼2003年の京都金杯(9着)後、右第3中手骨骨折を発症して休養していたメイショウラムセスが、9月4日付けで中央登録抹消。二風谷(軽種馬共同育成センター)で復帰に向け調整していたようですが、とうとうトウカイテイオーのような復活劇は見られずじまいでした。エジプト王朝も邪馬台国も、まほろばは遠き幻となりにけり。
▼これでラムタラ産駒のオープン馬は、メイショウラムセスと同期のタニノエタニティ・イシノミューズの2頭のみ。年齢と近走成績を考えれば、ここからの好走は考えづらく、また、現役唯一の準オープン馬・ゴールデンメインも屈腱炎で休養中。種牡馬ラムタラ、いよいよ剣が峰でしょうか。
▼現時点でのラムタラ産駒の中央獲得本賞金ランキング十傑は、
- メイショウラムセス 16521万 抹消
- タニノエタニティ 15865万
- イシノミューズ 13097万
- ミレニアムスズカ 12070万 抹消
- ラムセスロード 8850万 抹消
- カサロス 7800万 抹消
- リンガスハンター 6585万 抹消
- ニシノシシオウ 6547万 抹消
- ゴッドノーブル 5826万
- タニノデスティニー 5697万 抹消
となっていますが、この10頭には共通点があります。それは、全て現7歳馬、つまりラムタラの日本でのファーストクロップだということ。これだけでも、いかにラムタラの置かれる現状が厳しいかが分かろうかというものです。
▼ラムタラの導入当時、その中心となった方の得意満面のインタビュー記事を何本か目にした記憶がありますが、今その方はどんな進境なんでしょうか。競馬ビジネスの怖さを思い知らされます。