馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

柴田善臣の釣果やいかに。

にっぽん釣りの旅 伝統のカモシで誘え 巨大ヒラマサ 〜柴田善臣・千葉県 勝浦沖〜
(以下ネタバレあり注意)
▼いやー面白かった。再放送録画しようかな。


▼まずは400年の伝統を誇る勝浦朝市を散策する大先生のお姿。七輪焼きのメザシをくわえちゃったりしてて馴染み過ぎ。カリスマ性ナサス。そして露店で今回のターゲット、ヒラマサをチェック。「顔を確認しとかないとね」とはご本人の弁。結果的に、ナイスなネタ振りに。


▼港へ行き、帰港して来た名人にご挨拶。その日のお客さんが釣ってきた7キロのヒラマサを見せてもらい、ご感嘆の大先生。「この間28キロの大物も釣れた」という話も出て、大先生かなりワクテカのご様子。でも表情からはよく分からず(地味すぎて)。


▼名人に仕掛けを教わる大先生。「カモシ」という撒き餌のための仕掛けの説明に聞き入る。競馬の時より真剣なんじゃないの? と思っちゃうほど前のめり。どうでもいいですが「かもす」って「撒く」っていう意味の動詞なんですね。『もやしもん』っていうマンガの細菌の台詞(菌が可視かつ会話する世界観のマンガなんです)に「カモすぞこの野郎」というものがあって、なんとなくしか意味が分からなかったんですが、要するに「バイオハザード起こすぞこの野郎」って言ってたってことか。


▼そして翌?早朝いよいよ出航。まずは隣の名人にアタリもすぐバレる。「こりゃ手ごわいぞ」みたいな感じで、でも笑顔。そういうのが楽しいんでしょうね。釣りやらないので分かりませんが。カモシをはじめ色々な仕掛けがついていて、それを動かすのは「競馬で鍛えた腕力でもなかなか大変」みたいな取ってつけたナレーション。
 その後、同乗していた他の釣り人に連続してアタリ、そしてヒラマサゲット。最初は拍手したり、手応えの凄さを釣った人に聞いてうはwwwとかなってた大先生ですが、徐々に笑みが消えていきます。一度アタリがありましたが、釣れたのはなんと200グラムのゴマサバ。7キロの魚を釣るための仕掛けで、よくそんな小物が引っ掛けられるもんだとある意味驚きです。結局その日はほぼボウズ、本命ヒラマサはアタリすらなし。時間が経つにつれどんどん表情に余裕が無くなっていく大先生ワロス


▼2日目。この日は乗ってる船自体にほとんどアタリなし。隣の船の釣り人にアタリがあり、それを指をくわえて見ている大先生ワロス
 と、そんな大先生に待望のアタリが! ゴマサバの時と違って、それなりに抵抗が。すわヒラマサか!? ・・・・・・マダイでした。素人から見たらヒラマサとかよりマダイの方が全然良くない? と思うんですが、釣り上げた大先生はかなり微妙な表情。
 資源保護のため、カモシ釣りは朝6時から昼の12時までという地元のローカルルールがあり、残された時間はあとわずか。名人からとっておきの誘い方を伝授され(最初から教えとけよ)、「ヒラマサを追い、ラストスパート!」(ナレーションママ)しかし、最後までヒラマサのアタリはなく・・・・・・無情のタイムアップ。「柴田さん、完敗です」(ナレーションママ)。


▼非常に悔しそうな大先生。表情に乏しくイマイチ伝わってはきませんが、内心相当煮えくり返ってそうな感じ。「釣れるどころかアタってもないのにハマりそうですよ」と、悔しさをかみ殺して作り笑顔(苦笑風味)でコメントする大先生に、全米が泣いた。朝市での予習も完全に無駄に。


▼ここで終わりかと思ったら、まさかの「1週間後」のテロップ。大先生リベンジにキター! またも名人の船に乗る大先生、挨拶される名人が心なしか「え? また来たの?」的な表情に見えたのは気のせいか否か。それにしても、悔しさ余って本当に勝浦に通い詰める大先生ワロス。つーかカメラもよくついてきたよな。諦めの悪い大先生に、「勝負の世界に生きる柴田さんだけに・・・・・・」的なフォローを入れるナレーションにまたワロス
 んで、「いつかヒラマサを釣るその日まで・・・・・・」的なナレーションで番組終了。釣れたシーンは無し。結局1週間後のリベンジも失敗だったんでしょうか。カナシス。


▼というわけで、予想されてはいたことかもですが、期待通りの引きの弱さを見せてくれた大先生に拍手。昨日は珍しく重賞でハナ・ハナの接戦を制していた大先生、ヒラマサの方は、結局釣れたんでしょうか。美浦、もしくは勝浦近辺の方の情報求む。
 BS2での再放送は、18日(金)の12:15より。うーん、やっぱり録画しようっと。


※寝ぼけながら見てたので、少々番組内容に記憶違いなどあるかもしれませんがご了承ください。