馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

日曜の出走馬(2頭)。

ブルーメンブラット 阪神9R 忘れな草賞(OP・混・芝2000m) 川島 前走3着
中2週。桜花賞出走を賭けて挑んだフラワーCは惜しくも3着。輸送で大きく馬体を減らしながら、フサイチパンドラを半馬身のところまで追い詰めた内容を見る限り、同世代の牝馬間の比較ではかなり上位の存在。それだけに、大一番への出走権利をなんとか取ってもらいたいところです。オークストライアルは中1週か中2週でしかも輸送が必要なだけに、この馬にとっては実質ここでの勝利が最終切符に近い感じ。ここはなんとか結果が欲しいところです。幸い状態回復は順調で、最終追い切りも相変わらず抜群の動き。前走後のジョッキーコメントから距離延長も問題なさそう。フラワーC出走時と同じ程度のパフォーマンスを発揮できれば。
【関係者コメント】(キャロット公式サイトより)
「(最終追い切りは)終い強めという程度ですが、ゴール前は素晴らしい伸びでしたね。前走減った馬体も、無理に食わせこんだわけではなく回復が早かった。体調面も問題ありません」(加納助手)
<期待度・・・◎>



ウインシンシア 阪神11R 桜花賞(G1・牝・混・芝1600m) 秋山 前走3着
中5週。チューリップ賞は低評価に反発するように大外からよく伸びて出走権を確保。馬体維持に課題のある馬で、紅梅S後は2週間坂路にもコースにも入れず、角馬場での運動とプール調整に終始せざるをえない状況でしたが、チューリップ賞後は翌週の水曜に早速坂路で乗られるなど、軌道に乗った感じ。チューリップ賞後に出された本番へのプランは、「2週前に57秒ぐらい、1週前にビシッと追ってレース週は調整程度」というもの。実際はどうだったかというと、2週前が56秒5、1週前が51秒2、今週が59秒3とまさに目論見通り。最終追い切りが軽すぎる気もしますが、まず完璧に近い仕上がりと言えそうです。これで当日450キロ台半ばから460キロ程度まで馬体が戻っていれば、状態は上々のはず。メンバー的には、チューリップ賞で先着された2頭、フラワーCの1・2着馬、テイエムプリキュア、4連勝ダイワパッションには正直胸を借りる立場。全力を出し切れても果たしてそのうち何頭に先着できるか。ただ、内からアサヒライジングが飛び出すのをラッシュライフエイシンアモーレが追いかけ、そこにアイアムエンジェルやミッキーコマンド、そして外からフサイチパンドラあたりが絡んでいけば、展開的には「魔の桜花賞ペース」濃厚。鞍上の秋山騎手としては、望みの外枠も引けたことですし、後ろでじっと我慢してアドマイヤキッスに合わせた漁夫の利狙いの騎乗に徹しそうで、展開さえ向けば外から強襲があってもおかしくないと思います。「オークスも視野に入れた走りを」というのが陣営の狙いだけに、無理な一発狙いではなく着を拾う競馬をしそうなのが、ペース次第では逆に面白そうな予感も。・・・・・・と、色々書きましたが、とりあえず桜花賞の出馬表に名を連ねられただけで感無量。勝っても負けても、一生の思い出に残るはずのレース。お祭り気分で、満開の桜を堪能してきたいと思います。
【関係者コメント】(ウイン公式サイトより)
「体重増で出せるのは間違いありませんよ」
「すべて思い描いた通りに運んでいます。あとは枠順が外めの偶数になれば最高」
「1発ありますよ。馬券が買える人がうらやましい」
(すべて石坂師)
<期待度・・・☆>


▼おまけ、いま流行りの成分解析onWEB結果。

ウインシンシアの解析結果>
ウインシンシアの67%は努力で出来ています
ウインシンシアの19%はマイナスイオンで出来ています
ウインシンシアの9%は濃硫酸で出来ています
ウインシンシアの4%は理論で出来ています
ウインシンシアの1%は言葉で出来ています

ブルーメンブラットの解析結果>
ブルーメンブラットの97%は努力で出来ています
ブルーメンブラットの2%は濃硫酸で出来ています
ブルーメンブラットの1%は理論で出来ています


2頭とも努力家なんだなぁ。報われて欲しい。