馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

日曜日の結果。

http://keiba.radionikkei.jp/news/20060507K15.html

1着 ブルーメンブラット 川島信二騎手
「道中、手応え抜群でした。馬場も新馬の時にこなしていたので全く気にしていませんでした。力が違いました。快勝です」

▼土砂降りの雨で渋りに渋った馬場を味方につけたとはいえ、6馬身差の圧勝。オークスにも登録してきました。元々馬体維持に課題があった馬で、今回もなんとかプラマイゼロ。中1週で府中遠征は厳しいと思いますが、安藤厩舎にとってはクラシックのほぼラストチャンスだけに、出してくるかも。兄姉を見ていると、あまり距離伸びていいイメージは湧きませんが、状態さえ許せばやはり出走してほしいところです。



http://keiba.radionikkei.jp/news/20060507K03.html
▼こちらもアドマイヤベガ産駒。初年度からアドマイヤフジテイエムドラゴンストーミーカフェを出し、2年目に桜花賞キストゥヘヴンを送るという派手さとは裏腹に、産駒全体の勝ち上がり率は低迷。無事でもスペやタキオンに伍していけたとは思いませんが、個性の強い産駒が多いだけに、やはり惜しい種牡馬です。


http://keiba.radionikkei.jp/news/20060507K17.html
▼太宰1日2勝! いつ以来なんだコレ、と思ったら2004年10月31日の福島以来と、そんな極端に久々でもなく。しかし、馬場を味方につける積極的な騎乗は光ってました。マイネルデスポットエイシンサンルイスのイメージだけで言いますが、強気に先行させると怖い騎手なのかも。データ的にも、逃げ・先行時の複勝率40%超と出ていますね(TARGET調べ)。



http://keiba.radionikkei.jp/news/20060507K19.html

1着 ロードマジェスティ 上村洋行騎手
「初騎乗でしたが、前走の上がりの時計を見ると速かったので、いい脚を持っているのだと思って乗りました。末脚を信頼してゆっくり外を回って来ました。4コーナーではどうにかなるのでは、という手応えでした。こういう馬場も合っていました」

▼ダービー卿CTのことを言ってるんでしょうけど、上がりが速かったっつっても、ケツの方から行って出走16頭中7位タイですから大して威張れたものでもなく。とにかく馬場が渋って35秒台の決着になったことに尽きるでしょう。ジュニアCこそ1.33.9で走ってますが、基本は馬力型。今回のように芝で条件が向くのを待ち続けるのは無駄弾が多くなりすぎますので、ぼちぼちダートも視野に入れてみると面白いかも。BT×Storm Catであの筋骨隆々の馬体ですから、合うと思うんですけど。しかし、これで前の放牧明けから半年ちょっと走り続けて11戦目。獲得本賞金も1億円突破。本当にタフで偉い馬です。



http://keiba.radionikkei.jp/news/20060507K29.html
タキオン産駒が初年度からG1制覇。混戦に恵まれた感はありつつも、やはり能力の高さはしっかり伝えていますね。地雷扱いしてすいません。種牡馬の力もさることながら、橋口厩舎もいよいよ有卦に入った印象。いや、やっぱり鞍上の問題かも。ヨコテンまた2着か・・・・・・。そういえば、いつも楽しく拝見している桃色馬実験さんのこのエントリを思い出しました。

アーリントンCで連対した馬のどちらか片方は、必ずG1でも連対を果たしている。つまり何が言いたいのかというと、05年のビッグプラネット(セイウンニムカウはないだろう)、06年のステキシンスケクン(ロジックはないだろう)は、この先必ずG1競争で馬券になるということである。

(強調部分引用者による)
改めて原宿氏の眼力&(笑いの)センスに脱帽。仮にもブロガーたるものこういうネタのタネは惜しまず蒔いておかねば。◎リシャール○スケルツィなんて日和った印を打ってる場合じゃない! バカバカ、自分のバカ!