馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(4頭)。

●メテオグローリー 土曜札幌9R 500万下(混・ダ1700m) 塚田 09/07帰厩
▼休養明け。既に現級は勝っており、調教の動きを見てもこのクラスでは載せているエンジンが違う馬。ただし、530キロオーバーの超大型馬だけに久々は大きなマイナス。また、巨体のイメージ通りレース振りが不器用なため、小回りコースも得手とは言えないでしょう。それでもこのレースは10頭立てと頭数が落ち着き、近走不振の馬も多くて相手関係には比較的恵まれた印象。本来このクラスにいてはいけない馬ですし、いきなりから上位争いを期待したいものです。
<期待度・・・○>



●ロードノアール 日曜札幌5R 3歳未勝利(芝1200m) 柴原 前走10着
▼中1週、叩き2戦目。ずっと中距離路線で来ましたが、上手く脚を溜めることができず惨敗続き。そこで一息入れた前走は目先を変えてスプリント戦に矛先を変えたところ、「そこそこ」とまでは言えなくとも「それなり」の、「てんで」だったそれまでよりは全然マシな内容。ここは前進を期待したいところです。というか、ここで3着以内に入れなければおそらく次はないという剣が峰。前走2着だったシゲルダイノウカイの独壇場だとは思いますが、なんとか食らい付いていって欲しいところ。
<期待度・・・△>



●ロードウィズダム 日曜中山10R 茨城新聞杯(1000万下・混・ダ1200m) 中舘 09/13帰厩
▼短期放牧明け。以前このクラスにいた3歳下半期は、3戦して着もなし。この夏に降級して復帰した3戦を6→3→1着とし、晴れて1000万下に返り咲いたわけですが、問題はここから。このクラスのスプリント戦でも前に行けるスピードは持っていますが、以前と同じままではまた惨敗を繰り返すだけでしょう。果たしてオープンや重賞で差のない競馬をした3歳春の輝きを取り戻すことができるのか。楽なことではありませんが、幸いこのクラスにしては恵まれた感のある相手構成で、なんとか以前とは違うということを示す内容を期待します。
<期待度・・・▲>



●モダンアーティスト 日曜中京12R 500万下(混・ダ1700m) 藤岡 前走14着
▼中1週、叩き2戦目。復帰戦の前走は、追走手一杯・直線一杯とほとんど見所のない内容と着順。元々使ってからという目論見ではあったようですが、今年の頭に久々かつ昇級戦で4着に入った実績があっただけに、ちょっと期待外れでした。ただ、前走後は連闘使いのプランも出たほどで状態は問題なし。鞍上もこの馬で結果を出している藤岡騎手に戻るだけに、叩いての一変がないでしょうか。
<期待度・・・注>