馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

それなんてディック・フランシス?

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▼いや、ディック・フランシスをマトモに読んだことはありませんが、とにかく競馬ミステリ的な背景が“ある”ことを逆に祈りたいところ。単なるボーンヘッドじゃ悲しすぎますし、慣れない海外競馬とはいえトップ厩舎の管理がヌルかった、という評価を受けることは、スポーツとしての競馬全体のイメージを大きく落とすことになりかねません。また、「日本での流通がないので日本では禁止薬物に指定されていない、しかし流通が始まれば当然指定対象になりうる」(JRA発表)ような代物を、例えばもしディープが常用していたなんてことになれば、これはディープがどうこう“どころではない”大問題になってしまいます。最初から陰謀説を期待するような態度はジェントル/インテリジェントとは言えませんが、ディープに注目しつつも感情移入はしていなかった、という立場の競馬ファンとしては、とにかく日本競馬のパブリックイメージが低下しないような顛末を望む、というのが本音です。しかし、ディープをあれほど御輿に乗せてきたJRAの態度がここまでお役所的となると、これはディープ陣営側の過失あるいは(自主規制)の可能性が高いという判断が既にあり、下手に藪の蛇をつついて残りの国内戦に影響するようなことは避けたいという意図があるのでは、という気すらします。いや、単にそういう体質という可能性の方が高いか・・・・・・あれ、こういう発想が出てくるというのは、やっぱり根源的に陰謀史観だったりするんだろうか>自分。



<追記>
▼調査が進む前に軽口叩いておこうかと思ったんですが、どうも現時点で判明している情報からだけでも、陣営のボーンヘッドだろうという可能性がかなり高いような塩梅ですね。以下参考エントリ。
2006-10-19 - メモ(海外競馬を適当に)
薬物の件 - Anyway Goes!
歴史的名馬にこういう形でミソが付いてしまうのは単純に残念。色々な意味で、今後のディープの航路に悪影響が残らないことを祈ります。