ダーレー本気だな

●ファンタスティックライト来年度から日本で供用 - スポーツ報知

初年度産駒は今年３歳で、ジャリスコライト（京成杯）、ナイアガラ（すみれＳ）が皐月賞、ダービーに出走。産駒は日本の馬場に高い適性を見せている。

▼その後のことは無視ですか。うーん、前も（バゴの時だったでしょうか）書いた気がするんですが、日本でBlushing Groom父系は難しいと思うんですけどね。現状「距離がもつRahy」以上のインパクトはない気がするんですが。とにかく日本ではこの父系はギリギリ成功と言えるのがクリスタルグリッターズだけで、他はほぼ全滅に近いですからね。まぁアイシーグルームなんかは繁殖に恵まれていれば･･････とは思いますが。ファンタスティックライト自身の能力と実績の素晴らしさは認めますが、重い割にダートは下手、というのは日本では大きなネックでしょう。クリスタルグリッターズは自身の母系にダート適性の裏づけがあったのでアブクマポーロやハードクリスタルを出せたんだと思うんですが、こちらにはそれもなく。Rahy特有のカリカリしたところが出ちゃうと、それはそれで味の無い短距離馬になってしまいますし。このクラスの馬が入ってくることは楽しみですが、種牡馬としての実績予測をするのであれば、サンデー系繁殖とのマッチングの妙でどこまで･･････といった印象です。
　まぁそれはそれとして、ダーレーやる気満々ですなぁ。力技で日本競馬にしっかり根を生やしてしまいつつあります。週刊競馬ブックの大して意味があるとも思えない裏表紙イメージ広告も、マスコミ対策と考えれば合点がいきます。もちろんアジテーション･･････じゃなかった、パブリケーションとして実際的な効果が見込める以前からのダーレーニュースも地道に継続中で、この分ではいくら既得権益者が姑息な画策を模索しようが、格が違うという感じで押し切られる日も近いでしょう。その勢いで一口クラブもどっかひとつなんとかしてくれダーレーさん。