今週の出走馬（５頭）。

●セイリングシップ　土曜福島５Ｒ　500万下（牝・ダ1150ｍ） 小島一　10/25帰厩
▼休養明け。まだ体質が弱く満足な仕上げができない状況。それでも乗り込みが進み始めればとりあえずトレセンに持ってきて使うタイプの調教師だけに、今回も状態は一息。ローカルの平場だけに減量起用は仕方ないところなんですが、とうとう太一か･･････という慨嘆も出てしまうところで、全体的にトーンは上がりません。限定戦ですし、頭はエイワジョリーでなにもないにしても、他の馬にはさほど引けを取るとは思えないんですが、相手関係云々以前に、敵は自分自身（鞍上含む）、といったところでしょう。
＜期待度･･･△＞

●ウインイージス　土曜福島12Ｒ　五色沼特別（500万下・混・芝1200ｍ） 佐藤哲　前走３着
▼連闘。久々を叩いた前走は、逃げ馬を捉えられなかったのが不満も、現級にメドをつける内容と着順。現状芝短距離がベストながら、中央場所には500万下に合う条件が一切組まれておらず、ここを逃せば中京まで待機となってしまうため連闘策。休養明けを使った後で輸送までした前走が６キロ増という予想外の状態だったこともあり、これで絞れてくれれば尚良し。大型馬だけに反動は心配ですが、それさえなければ勝ち負けまで。
＜期待度･･･○＞

●ブルーメンブラット　土曜東京10Ｒ　ユートピアＳ（1600万下・混・牝・芝1600ｍ） 川島　前走８着
▼中３週。前走の秋華賞は、現時点での力の差を感じる結果でしたが、それも含めこれまでの結果やレース振りを見るに、やはり2000ｍ以上の距離では甘くなるのでは？　という印象もあり。追い切りの度に一番時計を叩き出すナチュラルなスピードを存分に生かすには、小細工の必要がない条件が良いのではないかと思います。さすがに骨っぽいメンバーが揃った今回、自信満々というわけにはいきませんが、大倉山特別の結果を考慮すれば、コスモマーベラス以外には客観的な能力比較でもおさおさ劣るものではないという判断。馬体維持に課題がある馬で、前走大幅に減らした体重を輸送でさらに減らすようでは苦戦しそうですが、状態をキープできていれば上位争い。
＜期待度･･･○（プラス体重なら◎）＞

●レフィナーダ　日曜東京８Ｒ　1000万下（牝・芝2000ｍ） 北村宏　前走３着
▼関東所属の６歳牝馬が、府中（どころか中央場所）に初参戦。事態の異常さが容易に窺い知れる事実だと思います。しかし、事ここに至っては、最早そうしたことについてとやかく言っても仕方ありません。母系が重厚な欧州血統で、さほど器用さのない差し馬ということで、このコースはドンピシャのはず。時計の速い馬場状態と、行く馬が少なそうなメンバー構成は不安ですが、限定戦ならこのクラスでも能力上位のはず。はず、が多いですが、そりゃコースも中央場所の1000万下も初体験なんだから仕方ないだろうが！（←とやかく言っている）と、桜塚やっくん風味のセルフボケツッコミをかましたところで、結論としては勝ってくださいお願いします、と。
＜期待度･･･◎＞

●ヴァンジェーロ　日曜京都７Ｒ　500万下（混・ダ1200ｍ） ルメール　前走３着
▼中１週、叩き２走目。半年振りで転厩緒戦の前走が先行して３着だったわけですから、一度使ったここは当然期待大。大型馬で、前走も松岡騎手の好判断で終始前へ前へと急かされる騎乗でなんとか流れに乗れたものの、全体的な印象は重苦しさが残っていただけに、使ったここは追走も楽になりそう。シーグランジャーに目標にされる展開になりそうですが、なんとか残れないものでしょうか。あと、前走凄い脚を使っていたサマニターフも怖いかも。
＜期待度･･･○＞

▼そういえば、デルタブルースのメルボルンＣ優勝について、ほぼ一口馬主としての立場からしか感慨を受けることができなかった自分に愕然としてます。学生の頃の感性なら、レース前から２ちゃんのデルタorメルボルンＣスレに張り付いて（実際は最近は競馬板すら疎遠に･･････ニュー速と仕事関連の板とまとめサイトぐらいしか見てない）、チャットでもしながらライブ映像にかぶりついて（実際は仕事で録画すらせず）、レース後は興奮冷めやらぬまま恥ずかしくなるようなエントリを起こしていた（実際は仕事が忙しくてそれどころじゃなかった）だろうに、と思うと、なんだか大事なものを失ってしまったような気がしてなりません。まぁ、単に自分の中のプライオリティの問題ですので、仕方ないといえばそれまでなんですが。あ、シェアされているＫさんおめでとうございます（今は競馬どころではないかもしれませんけど･･････）。