翼に付いた汚点は消えない、それでも天馬は飛んだ

●ジャパンC、ディープインパクト完勝 - netkeiba.com
▼ラジオNIKKEI競馬実況のサイトにリンク張ろうとしたら、なんかアクセス過多とかで弾かれたんでnetkeibaで。池江ヲタであってもディープファンでは全くない僕でも胸の震えるレースでした。欧州年度代表馬ウィジャボードOuija Boardをマークして突き放し、ラストは１頭だけ馬場の外のほうにぶっとんでいって伸びる唯我独尊な内容も文句なし。「ディープはディープ」というでっかい張り紙を周囲に叩き付けて見せました。今までのゴタゴタがこれで全部チャラ、というわけにはもちろんいきませんが、世間的には「ディープ性善説」という美談でなんとか押し通せる筋書きでもありますし、「これでよかったんだよね･･････」というのが率直な感想。なにしろ日本のマスコミは凋落者にはとことん厳しいですからね。決して１着ディープ、２着ドリパス固定で三連単を取れたから言うわけではありません（オイ）。
　ディープ絡み以外で言うなら、２・３着馬はまぁほぼ実力どおり、岩田騎手がロスなく乗ってデットーリが一瞬詰まった分が着順の差でしょうか。バルク（というか五十嵐冬騎手）は相変わらず迷惑な走りっぷりでしたが、馬の力は見せました。パンドラを差せなかったサムソンはどうなのよという感はありますが、この辺も格好は付けたんじゃないでしょうか。そしてハーツクライ。これは橋口師のファインプレイだったでしょう。本当の惨敗理由はまだわかりませんが、この結果の後でノドのことをバラしていたらどうなっていたことか。考えるとゾッとします。