年末なので、色々と集計２（世代別編）。

▼以下は、2006年の３歳上and４歳上条件の平地重賞の世代別結果集計表です（左端の通し番号は本賞金順）。

	世代	1着	2着	3着	4着	5着	着外	勝率	連対率	複勝率	本賞金
1	現 4歳(2002年産)	21	29	20	19	20	159	7.8	18.7	26.1	264550
2	現 5歳(2001年産)	16	26	24	23	23	172	5.6	14.8	23.2	248020
3	現 6歳(2000年産)	18	14	14	13	17	172	7.3	12.9	18.5	157250
4	現 7歳(1999年産)	13	6	13	16	10	159	6	8.8	14.7	126750
5	現 3歳(2003年産)	11	3	5	5	7	49	13.8	17.5	23.8	101850

この表だけを見て世代間比較について明確なことがあるとすれば、それは「現３歳（2003年産）はヴィンテージクロップかもしれない」ということぐらいでしょう。４歳世代については、ディープが５勝・７億稼いだとはいえ、連対率・複勝率も悪くはなく、「ディープを除いても水準をちょっと下回る程度か」というのがトータルの数字を見ての率直な感想です。何をもって「世代レベル」とするかにもよると思いますが、個人的にはディープを輩出し、一方でラインクラフト・カネヒキリ・エアメサイア（蹄のトラブル）・シックスセンス・インティライミと世代の主力選手にトラブルが相次いだこの世代について、「（ディープ以外は）不遇だった」とは言えても「低レベルだった」とはとても言えないところ。別に何かを擁護したり余所に議論を吹っかけたりといった意図があるわけではなく、単なる集計上のお話です。