馬産地３話

●アグネスタキオン種付料再び１２００万円 - スポーツ報知
▼馬の値段は確か種付け料の３〜５倍ぐらいが相場というか適正価格と言われていたのではなかったかと思いますが（極端に安い種牡馬は別として）、それを踏まえてセレクトセールの結果（２年連続で産駒の平均落札額5,000万円超）を見ると、別に高くはないってことになるんでしょうか。一口募集馬を選ぶ立場からすれば、古馬になってからの産駒のレース振りも見てから判断したいところですが、生産者サイドとしては２・３歳戦の強さだけで充分ってことかも。

●ビッグレッドF繋養馬ラインアップ（新種牡馬タイムパラドックスなど） - 馬市ドットコム
▼ゼンノエルシドとタイムパラドックス、そしてロサードが新加入。こうして見ると、Hail to Reason系５頭＋Mr.Prospector系３頭（＋ゼンノエルシド）と血統的には偏ってるんですが、どれもクセのある種牡馬ばっかりでパッと見の印象としてはバラエティに富んでるなぁとも。ロサードはステイゴールドの代わりのつもりでしょうか、それにしてもスケール感に欠けるような。いかにも芝路線が弱いラインナップですが、その方向で社台に勝てるはずもなく、戦略としては間違ってないでしょう。大目標に掲げるクラシック制覇からはかけ離れていってますが、そっちは生産ではなく、総帥が相馬眼で目指すってことでしょうか。

●種牡馬アグネスゴールドが米国へ移籍…重賞２勝のサンデー産駒 - SANSPO.COM
▼サンデーの血の再輸出は歓迎すべきことなんでしょうけど、なぜ敢えてフサイチゼノンの全兄弟を、とは素朴な疑問。ダート実績もない馬ですし･･････。例えばビッグレッドにいるスパイキュールなんかなら、いかにも向こう向きって感じはするんですが。