馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

(恐ろしいことに)トーセンがブレイクしかけてるっぽい

http://keiba.radionikkei.jp/news/20070224K22.html
▼2ちゃんあたりではとっくに都雀の喧しいところだったのかもしれませんが(最近全然見てない)、個人的には昨日の重賞制覇でようやくその意を強くした次第。
 以下は馬主:島川隆哉氏の年度別中央成績(集計は例によってTARGET使用)。

年度 1着数 出走数 勝率 本賞金計 1走当 重賞
1998 0 7 0.0% 277 40 未勝利
1999 0 1 0.0% 240 240 未勝利
2000 4 70 5.7% 6220 89 未勝利
2001 16 145 11.0% 20529 142 未勝利
2002 22 249 8.8% 35681 143 未勝利
2003 23 251 9.2% 36961 147 未勝利
2004 26 288 9.0% 52535 182 トーセンダンディオールカマー
2005 20 316 6.3% 39595 125 未勝利
2006 23 330 7.0% 49763 151 トーセンシャナオーセントライト記念
2007 8 51 15.7% 13525 265 トーセンキャプテン(アーリントンC)
(2007年2月24日終了時点)


重賞勝ったすぐあとの集計、という点には目をつぶって2007年度の成績を単純に6倍すれば、これだけでも今年の好調振りが分かるかとは思いますが、これまでの成績が全体から比べればどの程度の水準なのかはわかりにくいので、他馬主の成績も晒しておきます(ネタ的に)。


<参考:Southendの一口馬主的年度別中央成績>

年度 1着数 出走数 勝率 本賞金計 1走当 重賞
2001 1 3 33.3% 990 330 未勝利
2002 2 12 16.7% 1350 113 未勝利
2003 8 42 19.0% 7470 178 未勝利
2004 8 106 7.5% 11190 106 未勝利
2005 24 156 15.4% 32430 208 未勝利
2006 36 222 16.2% 55321 249 未勝利
2007 2 38 5.3% 4780 126 未勝利(なんか悲しくなってきた)
(2007年2月24日終了時点)


▼で、島川さんが好調っぽい理由をちょっと考えてみたんですが、これはもうポストサンデー時代のパラダイムの一側面っていうか、ぶっちゃけサンデー産駒でハズレ引かされ続けてた島川さんが、サンデーがいなくなって騙されにくくなったんじゃね? という仮説に(5秒ぐらいで)たどり着きました。


<参考:島川隆哉氏所有のサンデーサイレンス産駒の中央成績>

(2007年2月24日終了時点)


こうして数字を挙げてみると、勝馬率は悪くないんだなぁ・・・・・・でもまぁ、トータルとしてはとても成功しているといえる数字ではないですよね。だもんで、今の好調ぶり(今後続くか分かりませんが)は、イマイチサンデーを引かされるリスクがなくなったための、本来の投資額に見合った位置までの揺り戻しではないのかな、と。しかしどうでもいい分析だなぁコレ。


▼あと、これもどうでもいいですが、カ○トップでググッたら関連検索がえらいことになってる件は、その筋(どこ?)の人からしたら既出もいいとこなんでしょうけど、個人的にはふーんとか思った(その程度か)。まぁなんつうか、どうせほとんどの人は儲からない上に大した影響力を行使できるわけでもない一口馬主を、審査を有名無実化(あるいはクラブサイドに丸投げ)して個人馬主の一部から名義貸しだと叩かれてでもB馬主扱いしてあげる方が、一握りの金持ち馬主を頑張って誘致するより、経済効果的にもリスクヘッジ的にも、とにかくあらゆる意味で無難じゃないのか、という気もしないでもないです。
 や、別にカ○トップはリスク要素だよねとか言いたいわけでは(本当に)ないので誤解なきようお願いします、とリスクヘッジしてみる。自意識過剰なんでしょうけど、最近書いてたエントリの内容を思うと慎重にならざるをえず、自分で自分の首を絞めてた感が強いのは否めず。あー、失敗した!(えー