おかえりなさいウインガー

　3/7（水）に京都府・綴喜郡の宇治田原優駿ステーブルを退厩、栗東：松元茂樹厩舎へ帰厩しました。待ちきれずに朝のうちに検疫厩舎まで見に行ったという小森調教助手は、「開腹手術で30キロも40キロも体が減ってしまったので、果たしてどうかと思っていましたが、見かけはすっかり回復して手術をした馬とは思えないほどです。安心しました」と語っています。これから、レース復帰へ向けて、じっくりと仕上げを行っていくことになります。
　そして本日木曜日は、小森調教助手が騎乗して早速坂路を1本上がっています。いきなり14〜14秒ペースの時計が出てしまい、「小森のヤツ、持って行かれよった」と松元茂調教師ですが、表情は笑っていました。「いい体で戻って来れたし、走りもいい。これなら平地を使ってみたいですね」と、同調教師は改めて惚れ直したようです。「そうですねぇ、使えればダービー卿CTかな」と、具体的なレース名も出ました。

▼ウインＲＣ公式より。腸捻転で一時危険な状態に陥ったことは以前書きましたが、そこから正味半年で復帰に向けて帰厩。一流馬は生命力も強いとはよく言いますが、それにしても驚きの回復です。もう一花咲かせてくれるといいですね。