10億円をポンと出せるなんて裕福ですね
岩手競馬廃止をめぐる岩手県競馬組合(同競馬運営団体)の17日の協議で、盛岡、奥州両市の市長が新たな負担案を提示したため、廃止決定は見送りとなった。両市は各10億円積み増しして約52億円を負担する。
<関連>
●地方崩壊は健全化への一歩? - きりたのホビーナデイズ。
●地方競馬:自己補足。 - きりたのホビーナデイズ。
▼きりたさんのようによく読んでくださってる方なら伝わってるかもしれませんが、僕は(も)岩手競馬がなくなった方が良いと思ってるわけではありませんし、そういうニュアンスのことは一言も書いてない(はず)です。ただ、岩手競馬の経営の杜撰さは各所で指摘されているところですし、そういう甘えの構造が好ましいものであるわけがない、そしてそんな志も売上高も低い地方の一競馬主催者が破綻したところで、日本競馬≒JRA(と敢えて書きます)と、それにぶらさがって生きている競馬関係者にとっての蟻の一穴とはなりえない、というのが論旨でした。
で、今回の廃止決定見送りですが・・・・・・個人的にはホッとした点もあります。なぜなら、元出資馬が1、2頭岩手で走ってるから。それだけです。冷静な感想としては、自分が盛岡or奥州市民でなくて良かったな、というぐらい。この52億をどうやって回収する気なんでしょうか。
<改めて参考※PDF注意>
http://www.iwatekeiba.or.jp/0611-NP-summary.pdf