馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

ダーレー馬主資格返上の件、追記。

▼昨日書いた疑問は、サラブネットの最新11/18付けの記事(リンク先はパーマリンクではありませんので悪しからず)でノモケンが大体答えてくれてました。さすが。

 しかし、DJFはそうは行かない。DJ本体は90%の出資者である高橋氏に手出しはできないのだ。ただ、DJFは既に生産基盤整備に巨費を投じており、多額の債務を抱えている。DJやダーレー本体が支援を打ち切った場合、企業としての存続は難しくなる。この場合、高橋氏は馬主登録を返上する姿勢を示しており、DJ側が馬主活動継続を希望しても、一から出直しとなる公算が大きい。当面は種牡馬事業に軸足を移す一方、馬主登録問題では圧力路線に転じ、非居住外国人の登録解禁を求める可能性もある。JRAにすれば、パート1入りの際に振り出した手形の決済を迫られる形だ。

強調は引用者による。うーん、全く見逃してました。これを先に読んでたら、別にあのニュースに過剰反応することもなかったのになぁ。まぁ上記のようなわけで、今後実際ダーレー本体がどういうオペレーションを取るかはともかく、高橋氏がボトルネックになるという状況は、なんらかの意図や謀略(例えばダーレー以外の資本が嫌がらせ的に高橋氏を支援して傀儡化するとか)が働かない限りあまり考えなくてもよさそうです。なんだ、つまらん(えー)。
 しかし、そうなると冗談抜きで幕末的な圧迫外交路線というのもありえるわけですか・・・・・・。まぁ、いみじくもノモケンが書いてる通り、今の日本競馬市場にそこまでの魅力があるかどうかというのは微妙なところかもしれませんが。