馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

ラフィアン2006年産出資馬近況(2007/12/07更新分)。

●スリリングディの06……父チーフベアハート/母スリリングディ栗東中尾秀正厩舎

スリリングディの06は、真歌トレーニングパークで調整中。1日おきに坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先月に引き続き、ハロン17秒程度にペースを上げての縦列調教が主体。古馬をリードホースに10頭程度が1列になって隊列を乱さないように駆け上がっています。一夏を越して馬体が逞しくなりました。体に幅が出て、しっかりした造りになっています。フットワークには柔らかみもあって、鍛えればどんどん良くなっていきそうです。馬体重は478キロ。

▼もう集団調教でしかも17-17かぁ。山内厩舎肝煎りのヤマダSみたいな特殊例を除くと、まだダクや軽めのキャンターぐらいのところがほとんどだろうになぁ。この馬なんか、完全にオクテのタイプだと思ってたんですが。


●マイネカトリーヌの06……父アグネスデジタル/母マイネカトリーヌ美浦畠山吉宏厩舎

マイネカトリーヌの06は、真歌トレーニングパークで調整中。1日おきに普通放牧と坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。縦列調教でハロン17秒程度を乗っていますが、現段階では何も注文が要りません。見た目は兄のMファヴールにそっくりも、同時期で比べると同馬の方がトモがしっかりしていて、フットワークも安定しています。スタッフも「これは自信がある。絶対に走ってきそうです」と誉めていました。馬体重は456キロ。

▼いいサイズ。にしても凄いコメントだなぁ。リップサービスにしても嬉しい。


●ザフェイツの06……父マイネルラヴ/母ザフェイツ栗東西園正都厩舎

ザフェイツの06は、ビッグレッドファーム明和で調整中。馴致を終えてまだ間もないことから、坂路でキャンター1100m1本を乗ったあとに、日中だけ放牧地へ放して体力を付けさせています。ノドからの異音はかすかに聞こえますが、気にならない程度。パワーが凄く、曳き馬の段階でも油断をしていると持っていかれそうなほど。坂路の動きも“豪快”の一言で、跨ったスタッフからは「今年一番かも」という声が上がるほどです。11月下旬に計測した馬体重は468キロでした。

▼動きはいいみたいですけど、ノドがキニナルなぁ。


▼関係ありませんが、広尾の募集馬、FLASHの方では馬体写真が既にアップされてるんですね。気付かなかった。小さくてよく分かりませんが、第一印象ではレディストロベリーの仔が抜群に良く見えます。と、募集情報が出るとつい注目してしまうのが悪い癖。