馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

ラフィアン2006年産出資馬近況(2008/01/25更新分)。

●スリリングディの06 ……父 チーフベアハート /母 スリリングディ 栗東中尾秀正 厩舎

スリリングディの06は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。めきめき力を付けている一頭。ビヨンザレルムの06、キョウエイルナの06と縦列から併走に切り替え、ラスト3ハロンを伸ばす先日の調教では、全身を上手に使った動きを披露していました。父の産駒に共通しがちなひょろっとした造りと違って馬体に丸みがあります。

▼パンフではひょろひょろした印象だったのになぁ。いいのか悪いのか。


●マイネカトリーヌの06 ……父 アグネスデジタル /母 マイネカトリーヌ 美浦畠山吉宏 厩舎

マイネカトリーヌの06は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。前脚の運び方に特徴があり、左右を同時に前方へ振り出すようなフットワーク。抱きが広い(両前脚の付け根、上腕部同士の間隔があいている)わりには武骨に見えないさばきです。母の仔にしては珍しく、ゲート入りを嫌がりません。前扉の閉まった状態でも中へすんなりです。

牝馬だけに、気性面の心配がないのはなにより。


●ザフェイツの06 ……父 マイネルラヴ /母 ザフェイツ 栗東西園正都 厩舎

ザフェイツの06は、ビッグレッドファーム明和で休養中。放牧されています。頼りなくも見えてしまう、すらりとしたスタイル。このリフレッシュ期間に馬体のボリュームがアップすればと願っていたものの、大して変わりませんでした。近日中に坂路調教を再開します。スタッフは「まだ馬体が完成しているわけじゃないですからね。成長の余地はある」と話していました。

▼芝向きの軽快さがある、ということにしておきたいところ。