ラフィアン2005年産出資馬近況（2008/04/02更新分）。

●マイネルアルセーヌ ……父ジェイドロバリー／母ゲイリーアジェンダ　美浦・畠山重則厩舎

美浦で調整中。南馬場のダートコースを中心に乗り込まれています。前走の負け方がタイトなレース間隔の影響を疑わせる内容だったものの、身のこなしは至ってスムーズ。気持ちに衰えもなく、手綱をぐいぐい引っ張っていくほどの意欲を見せています。厩舎周りの運動中のうるささは好走していたときから見せていました。次走は福島開幕週のダート１７００ｍが有力。

▼タフだなぁ。

●マイネルアンジェロ ……父ティンバーカントリー／母ハートアンドアロー　美浦・清水美波厩舎

ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター１１００ｍ１本の運動をしています。この中間から仕上げへ。ハナへ行った先週末の追い切りは、最後方から脚を伸ばしてきたＭパシオンと馬体を並べてゴールしました。思ったよりタイムが早くなったのは、計測地点に入るまでのペースが少し遅かったからでしょう。スタッフは「じりだけど最後まで脚を伸ばして粘っていた」とほめていました。球節は負荷をかけてからも落ち着いた状態。

▼これもある意味タフかも。ローカルは合わない気がするので、なんとか東京で使えないものか。

●マイネルアフェット ……父ニューイングランド／母フレーミングラブ　美浦・小西一男厩舎

３０日（日）に中京で出走し、５着に好走しました。スタートからゴールまでずっとラチ沿い。中団から徐々に押し上げ、３、４角のコーナーリングで一気に前との差を詰め、その貯金を生かして粘りに粘りました。すべてがうまくいった印象。「何とか掲示板を確保してきます」と宣言し、それを実行して引き揚げてきた松岡騎手も笑顔でした。こういった競馬ができれば再度、上位争いに持ち込めるでしょう。

▼すべてうまくいってこの結果というのは微妙かもしれませんが、とにかくいい競馬でした。さすが松岡。1800ｍをこなせたのも、今後のローカル未勝利戦回りを考えれば大きい。

●マイネルレギメント ……父シンボリクリスエス／母レディソヴリン　栗東・中村均厩舎

栗東で調整中。角馬場を中心に乗り込まれています。前走後も順調。飼い食いが良く、身のこなしにこれといった硬さもありません。「Ｍファーマ以上」といわれる引っ掛かり癖は相変わらず。鼻梁のあたりを抑える馬具などを試しているものの、あまり効果はないようです。５日（土）、阪神の芝１６００ｍに出走する予定。

▼困ったもんだ。思い切って行かせてしまうのも手かもなぁ。それでもダメなら、兄ウインイージスのように1200ｍに特化する羽目になりそう･･････。