馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

ブルーメンブラット@第25回マイルCS・記事まとめ

ラジオNIKKEI
【マイルCS(GI)】(京都)〜牝馬ブルーメンブラット GI初制覇

1着 ブルーメンブラット吉田豊騎手)
「力があることは分かっていましたし、枠順もよかったので期待していました。スタートはうまく出られたので道中は折り合いに専念出来ました。うまく真ん中から外に出せればいいなと思っていたのですが、ずっと内ラチ沿いを走っていたので内の狭いところを突きました。ただ馬は根性があって、馬群を割ってよく伸びてくれました。切れ味なら十分GIでも通用すると思っていましたし、久々にGIを勝てて嬉しいですね」

(石坂師)
「思い切ったレースをして欲しいと思っていましたが、その通りのレースをしてくれました。直線伸びるのは分かっていましたが、最後もうひと伸びした時には声が出ましたね。普段は可愛い女の子ですが、競馬では馬込みも怯まないし、根性もあります。今日はGIだし、これまでで1番きついハードな稽古をしましたが、それでいてプラス10キロ。パワーアップの証ですね。このレースが最大目標だったので次のことはまだ考えられません」

▼厩舎では本当に可愛いらしいです。キャロットの人も言っていましたし、あとウインシンシアという石坂厩舎の出資馬がいるんですが、そのクラブ情報で、

 今は若駒時代に凌ぎを削り合ったライバルでもあるブルーメンブラットと隣同志の馬房となっていて、遠くからでも2頭の美人ぶりは目立っています。ブルーメンはもともとイライラしないタイプですが、それにつられたようにシンシアも淑女のようにふるまっています。

なんて話も。


スポニチ
また女傑!ブルーメン衝撃V/マイルCS

折り合いは絶好、しびれるような手応えで4コーナーを回った。さあ直線、迷わずインへと進路を向けた。「どうさばこうかと考えたが、もうインしか残っていなかった。イチかバチかインに懸けた」。

 石坂師は吉田豊の騎乗を称えた。「あの競馬(イン強襲)をして駄目なら仕方ない。競馬の基本は最短距離を走ること。外を回って届かないのが僕は一番嫌い」。エリザベス女王杯にも登録したが距離適性を重視して牡馬相手のG1に回ったのは最高の選択だった。

 「適距離を使わないと馬がかわいそう。マイルを走って駄目ならあきらめもつくから」

「ここが最大目標だったから次走は即答できない。しばらくは休養だが使うレースもなさそうだ」(石坂師)。94年ノースフライト以来14年ぶりにマイルCSを制した歴史に残る牝馬。G1で快走する姿を、もう何度か見たいと願うのはわがままだろうか。

▼気持ちは分かります。しかしフェブラリーや宮記念を使うのはかわいそうかも。海外もアクシデントが怖いし……。


“マッチョ女”ブルーメン/マイルCS

 ブルーメンブラットを所有するキャロットクラブの高橋二次矢(にじや)社長も京都競馬場で観戦。同クラブでは05年ハットトリック以来のマイルCS制覇に大喜びだった。10キロ増での出走だったが「太くは見えなかった。女マッチョですね」とパドックで好走を確信。クラブの規約で牝馬は6歳3月での引退が決まっているだけに「ここが(G1制覇の)ラストチャンスだと思っていた」と感慨深げに話した。

▼マッチョ……まぁ、確かに凄い馬体になってましたが。


吉田豊、イチかバチかの賭けに勝つ

2着スーパーホーネットとはコース取りと枠順の差が出たが「外に出せなかったので、イチかバチか内の狭いところに行った」と薄氷を踏む思いだったことを明かした。

紙一重なんだよなぁ。


【マイルCS】ブラット14年ぶり牝馬V!女傑新伝説

 「いいところ取りの馬」と吉田豊は表現する。「牝馬だけど、道中はどっしりと構えていて牝馬っぽくない。でも、切れは牝馬らしい」。

今後について、石坂師は「マイルCSを最大の目標にしていた。夢に見たレースを勝ってくれたので次は、と言えない。今は白紙」と明言を避けた。牡馬を蹴散らしたG1レースが花道となるのか。歴史に名を刻んだ、スーパー牝馬の動向に注目が集まる。

▼スーパー牝馬かぁ。


<サンスポ>
【マイルCS】ブルーメン秋のマイル女王に (1/2ページ)
【マイルCS】ブルーメン秋のマイル女王に (2/2ページ)

今後の活躍が期待されるが、来年3月で引退が決まっているブルーメン。それでも牡馬をなぎ倒した根性娘の快走が、ファンの心に刻み込まれたことは間違いない。

▼刻み込んでいただけたでしょうか。


ブルーメンブラット、来年の3月に繁殖入り

「夕日を背に、弾丸みたいに飛んできたとき、ハットトリックとオーバーラップした。それにしても、4角でインを突いたときは、半信半疑だった。よく抜け出してきましたね。吉田くん(豊騎手)の判断がよかった」。社長の高橋二次矢氏は、馬の末脚とジョッキーの好プレーを称えた。クラブの規定で、来年の3月には繁殖に上がることが決まっている。「距離的にGIは今回が最後のチャンスだったと思います。まだまだ活躍できそうですが、惜しまれるうちに上がるのもいいでしょう」。高橋氏は、産駒に新たな夢を託すつもりだ。

▼本当に夕焼けが印象的でした。


【マイルCS】またまた牝馬!ブルーメン一気に頂点 (1/2ページ)
【マイルCS】またまた牝馬!ブルーメン一気に頂点 (2/2ページ)

吉田豊騎手
「しまいの切れなら通用すると思っていた。道中は折り合いに専念。最後の直線で外に出せず、イチかバチかインを突いたが、うまく前が開いた。ローレルゲレイロさえかわせばと思っていた。強かったですね」


石坂正調教師の話
「いい勝ち方だった。男馬相手うんぬんより距離適性を考えてマイルCSに使ったのは正解。ああいう競馬でないと勝てないと思っていた。内枠を引いた時点で戦法は考えていた」


<ニッカン>
牝馬の吉田ブルーメンで快勝/マイルCS

 距離適性を重視してエリザベス女王杯を見送り、あえて男馬にぶつけた石坂師も会心の勝利に酔った。「基本はやはり最短距離を回ってくること。ああいう競馬をしてほしいと思っていた。それでダメならしゃあない。最後にもうひと伸びした時はすごい声が出たね」。ハードに攻めても体重は10キロ増えて充実していた。男勝りの根性と磨き抜かれた馬体。G1を勝つ条件がそろっていた。馬主のキャロットFの規定で来春の引退が決まっている。「今はまだ決められない。馬の様子を見ながらになる。うーん…、よく走ってくれたし、このまま(繁殖に)上げてもいいぐらいだけどな」。今後については慎重に検討される。

▼クラブサイドは「これで引退はない」と明言してましたが、さて。


ブルーメン年齢重ね大輪/マイルCS

 優勝したブルーメンブラットの生産者のノーザンファーム吉田勝己代表は「この母(マイワイルドフラワー)の子は本当によく走る」と笑顔を見せた。

▼現2歳のアンプレヴーまでの産駒8頭(未登録の'93年産除く)のうち、中央で未勝利だったのは1頭だけ。


<報知>
ブルーメンも来た!!女の秋、牡牝混合G1全勝だ!!…マイルCS

 オークスでは、競走中止の馬のあおりを受けて9着。秋華賞でも8着。3歳時は大舞台で結果を残せなかった。昨年5月、安藤調教師の勇退によって石坂厩舎に移籍。曲折がありながらも徐々に力をつけていった。「クラブの規定で来年3月で引退。惜しまれつつ、お母さんになるのもいいでしょう」キャロットクラブの高橋二次矢社長は晴れやかな顔で話した。

 トレーナーが孝行娘と一緒にいられる日は残り少ない。「すごくかわいらしい女馬。こういう馬こそ、繁殖牝馬にしないといけない」。今後について明言を避けたが、最後は優しい笑顔で“花嫁”を送り出すプランを熟慮している。

牝馬で力がありながら、ここまでタイトルを取らせてやれなかったので、本当にうれしい。めちゃめちゃ血統がいい訳ではないが、お母さんはいい子を出してくれる。随分がっちりして強くなったね」と吉田勝己代表は快勝劇に大喜びだった。

▼花嫁……そう、花嫁としていい時期に送り出したいという気分は確かにあるなぁ。


<馬券ブレイク>
マイルCS/ブルーメンブラットが新マイル女王に輝く!!
▼口取り写真に写っている人の半分以上、誰か見分けがつくなぁ。


<netkeiba>
マイルCSアラカルト

●生産者・ノーザンファーム
 このレース初制覇。JRA・GIは菊花賞(オウケンブルースリ)に続く今年7勝目。

牝馬の勝利
 94年ノースフライト(牝4)以来14年ぶり5頭目。他に86年タカラスチール(牝4)、90年パッシングショット(牝5)、93年シンコウラブリイ(牝4)がいる。

▼ノーザン初勝利かー。そういえばハットトリック追分ファームでしたか。


マイルCS、関係者コメント

(石坂正調教師)
 外を回す競馬が嫌いなので、騎手は本当にうまく乗ってくれた。エリザベス女王杯にも登録したが適距離を使わないと馬がかわいそうなのでね。

▼マイルに使うかエリ女に使うかの選択では、わりと色々あった模様(謎)。


ブルーメンブラット みんなの投稿写真|競走馬データ - netkeiba.com
ブルーメンブラットの掲示板 | 競走馬データ - netkeiba.com
▼データベース情報。


競馬ブックweb>
マイルCSアラカルト

ブルーメンブラットの勝ちタイム1:32.6はレースレコード05年ハットトリックの1:32.1以来のレコード。

▼'00年アグネスデジタルと同じで2位タイ。馬場差とかどうなんでしょうね。


朝日新聞
ブルーメンブラット優勝 競馬マイルチャンピオンシップ
▼一般紙ということで内容はありませんが一応。有吉さんなにやってんの!


wikipedia
ブルーメンブラット - Wikipedia
▼どなたか存じませんが更新お疲れさまです。