馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

阪神競馬場行ってきました(ゼニス5着・アンセム6着・リーガル7着)

▼ドリームゼニスは5着。




気配は抜群、これはこの相手でもなんとかなるかと思ったら、4角でバンガロールに完全に進路をふさがれる致命的な不利。あれで5着まで詰めたんですからやっぱり力があるなぁと。それだけにもったいないレースでした。


▼ロードアンセムは6着。




半年近くの休み明け、現級で7・13・11着という実績にもかかわらず、13頭立ての6番人気にびっくり。鞍上効果……というか、武邦彦武豊ライン最後の出走馬ということも加味されていたはずで、正直過剰人気だろうと思っていました。
 しかしパドックでは落ち着きすぎているほどの気配で、仕上がりも多少太いかなという程度。課題だったゲートも無難で、レースの流れもおあつらえ向きの縦長、4角でもほぼロスなく内を突いて、最後までしっかり脚を使って、結果的には人気通りの着順でした。もちろん地力があってのことですが、この馬のこの日の条件下としては最高に近い競馬ができたのではないでしょうか。
 ともあれ、引きあげてくるジョッキーの顔にも笑みがありましたし、恰好はつけられたかなと。あとはいい形で笹田厩舎へのバトンタッチがされればいいなと思います。


▼リーガルスキームは7着。



いつものようにチャカチャカ。返し馬に入る時も元気が良すぎる感じでしたが、まぁ兄のように競馬場から脱走しないだけマシと思うべきでしょうか。
 レースは……うーん、直線伸びきれなかったのが追い切り不足のせいか出負けのせいか力差のせいか陣営が可能性として指摘した疲れのせいかは正直分かりませんが、ちょっと今後が悩ましくなるレースぶりでした。そろそろ距離短縮や芝替わりを考える時期が近いのかもしれません。


▼しかし、以前はスーツを着て発走時間が近づくと自動的に動悸が激しくなったものですが、今日は最初から最後まで悪い意味で平常心でした(ゼニスの前が狭くなったことには多少熱くなりましたが)。本格的に燃え尽き症候群かもしれません。なのに出資は続けてしまうというのはマズい傾向かも。