馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

2010年10月の成績を振り返る。

<10月トータル>


<年間トータル>

  • 中央戦績:236戦28勝(28.30.22.15.24.117)
  • 中央獲得本賞金:48,355万円
    • 馬主ランキング19位相当(↑)
    • 厩舎ランキング23位相当(↑)
  • 地方戦績:8戦2勝 (2.2.2.0.0.2)
  • 地方獲得本賞金:561万円
  • 出走頭数:56頭
  • 勝利頭数:24頭
  • 1頭当賞金:863万円


<月別履歴>

年月 1着 2着 3着 4着 5着 着外 出走数 本賞金(万円)
2010年1月 5 3 4 2 1 9 24 7710
2010年2月 4 1 3 3 1 6 18 5480
2010年3月 1 3 1 0 3 12 20 2278
2010年4月 3 6 5 3 1 11 29 8193
2010年5月 2 2 1 2 3 17 27 4001
2010年6月 1 0 1 0 2 8 12 1538
2010年7月 2 1 2 3 4 11 23 3428
2010年8月 3 2 3 0 4 11 23 4390
2010年9月 2 3 1 0 1 18 25 2448
2010年10月 5 9 1 2 4 14 35 8889
合計 28 30 22 15 24 117 236 48355
▼10月は5週あるボーナス月とはいえ35戦。1週5〜6戦が自分の目安ですので、これぐらい走ってくれれば上々です。そしてそれ以上に、掲示板率6割、入着(8着)内率8割と成績もコンスタント。アベレージ重視の馬選びが実を結んできた印象です。その分、昨年から今年にかけてはオープンクラス(重賞含む)での成績がふるいませんが、これは覚悟の上。それでもロードアリエス・レディルージュ・メトロノースが準オープンで2着と頑張ってくれています。また、久々に芝での新馬勝ちをプレゼントしてくれたリアルインパクトには、その価格と血統背景に見合った将来を期待したくなる勝ちっぷりで、たまにはこういう高額馬も、といい意味で決心をぐらつかせてくれました。
 そして驚いたのがロードバロックの勝利。コンスタントに走り続けてはいましたが、ここにきてあの激走には胸が熱くなりました。1000万下に昇級して12戦、当初は着順こそふるいませんでしたが、着差を見ると1秒以上負けたことは一度もなく、常に自分の力はきちんと出してくれていたんだなぁと改めて思います。今回の勝因は、メンバーや馬場や展開が向いたことが大きいだろうとはいえ、そのチャンスをきちんとものにできたのは馬と陣営のまぎれもない功績。無事是名馬という手垢が付いた言葉も、垢を拭えばやはり黄金の輝きを持っているな、と再確認させてくれました。
 我ながら現金なものですが、こうなると、現在ロードで募集中の1歳(父ディープインパクト)にも食指が動くというものです。バロックの1歳時のパンフ写真と比べると、ディープ仔の方が遅生まれながらも明らかに大物感があり、バロックで1000万下を勝てるならこちらは……とつい思ってしまいます。まぁ高額馬なのでドカンと行く気はありませんが、アリエスの下であるバラード仔ともども、記念に1口ぐらいは行っておくべきかな……と考え中。


ブエナビスタサマーウインド、そして今週末のエスポワールシチーなど、クラブ馬の存在感は以前にも増して高まってきている印象ですが、ここにきて金融庁の指導により<補償>制度の廃止へ」というキニナル動きが。ますます高馬には行きづらくなるな、というのが直接的な感想ですが、根本的な問題として金融ファンドというスキームを採るような「商材」では本来ありえない、というそもそもの歪みがどんどん表面化してきているという見方もできそう。クラブ側にとっても、短期的には助かる話かもしれませんが、中長期的に見ればこの業界に流入するファンや資金自体の先細りを招き兼ねない状況だというのは、よく認識しておいた方がいいのではないかと思います。と、以前以上にバカ売れ状態の盟主に言っても仕方ないのかもしれませんけれど。