馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(5頭)。

  • ウイントランザム 土曜小倉9R 500万下(ダ1700m) 川須 前走8着
    • 中1週。現級で2・3着がある馬ですが、ここ2戦はいいところなし。使い込んできていますし、ここで動けないようなら一度リセットして作り直しでしょう。
  • マイネルシュトルム 日曜東京9R 箱根特別(1000万下・芝2400m) 松岡 前走5着
    • 中3週。前走5着でもハンデは58.5キロ。個人的には予測通り希望以下、という数字で、やっぱりハンデキャッパーはよく見てるなあと認めるしかありません。こうなると同日小倉の別定戦(皿倉山特別)に登録していなかったことが悔やまれますが、準オープンでも好走していた馬ですから、泣き言を言っていてはいけないかなとも。ハンデ2番手(それでも56キロ)のヒカルマンテンボシを行かせてマークし、それを積極的に潰しに行くような競馬を期待。それでなにかに足元をすくわれれば、諦めるしかありません。とにかく前走のような消化不良はもう勘弁です。
  • ウインジュビリー 日曜小倉1R 3歳未勝利(牝・ダ1700m) 中舘 前走2着
    • 中1週。前走は勝ち馬の大駆けにあってしまいました。その勝ち馬が先週連闘で3着に来ており、今から考えれば相手が悪かったのかもしれません。牝馬限定の今回は結果が求められるぐらいですが、アベマリアという馬が不気味。その母オクトニアはウイン(というか大迫)にゆかりのある繁殖ということもあり、ちょっと嫌な予感はしていたり。
  • マイネヴィント 日曜小倉7R 500万下(ダ1700m) 丹内 前走10着
    • 中1週。500万下で二桁着順を連発するような馬ではないと思うんですが、どうも能力を出し切っていない感があり。どうせダメ元ですし、例えばケツから行ってマクリ切っちゃうような、思い切ったレースをしてみてもらえないでしょうか。
  • ウインスカイハイ 日曜小倉9R 500万下(ダ1700m) 川須 前走15着
    • 中1週。前走は二走ボケにしてもあまりにもな負け方で、やはりアテにはできない馬だという思いを新たにした次第。今回も、状態や相手関係云々より、最後まで走る気を維持してくれるかどうかでしょう。


▼先週障害戦でいいところなく敗れたロードアルファード、骨折が判明して引退という運びになりました。一度落馬寸前の飛越がありましたので、そこでやってしまったのかもしれません。厩舎の先輩ロードマジェスティと同様、障害で再生、とはいきませんでしたが、8歳までよく走ってくれました。長期休養も何度かありましたが、「降級までに2勝、計3勝、1000万下で安定勢力」というひとつの理想というか大目標を地で行く成績で、こういう馬ばかりであれば一口生活も楽なのになぁと思います。もっともアルファードについては母シンコウラブリイという良血・高額馬で、ペイには全く至りませんでしたが、それでも長い間楽しませてくれて、心から感謝しています。血統だけなら種牡馬になっても不思議ないぐらいの馬なんですが、今後は地方への転出をはかる様子。年齢的に厳しいとは思いますが、是非もうひと頑張りしてほしいものです。
 この馬の引退をもって、一時代を築いた(←言い過ぎ)ロードと山内厩舎の蜜月も、名実ともに終わりを告げることとなりました。両者の関係が冷えた(のが表面化した)のは、現6歳のロードアリエスが入厩前に予定厩舎を山内から藤原英に変更された頃からだったと記憶していますので、それから4年も経つのかと思うと、妙に感慨深いものがあります。