馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(4頭)。

  • ロードバロック 土曜新潟11R 長岡S(1600万下・芝1400m) 柴田善 07/20帰厩
    • 2ヶ月ぶり。2007年の8月にデビューして丸4年で30戦を消化。歳を重ねるごとに体質が安定してきているようで、前半2年で11戦、後半2年で19戦という割合です。しかも500万下・1000万下の走りを見ていた限りでは準オープンでは厳しいと思わざるをえなかったのですが、昇級後4戦して5着が2回。レースの流れにさえ乗れればこのクラスでも戦えるという感触を得ました。もちろん年齢的に上積みは見込めませんが、ガサがないためか間隔をあけた方が走る傾向にありますし、相談役に軽ハンデを生かしてこすっからく乗ってもらえれば、再度掲示板の端っこぐらいには顔を出せても。(注)
  • マージービート 土曜小倉10R 青島特別(500万下・芝1700m) 真島 前走7着
    • 中1週。(変則)連闘の後だけに、いかにも西園厩舎という使いっぷりですが、2歳時のハードローテを思えばまだ可愛いものかもしれません。久々の芝レースだった前走は流れ込んだだけでしたが、切れるタイプではないので笠松での2戦のように早めの競馬が合いそうで、地方騎手にガッツリ勝負してもらってどんな競馬ができるかという楽しみはあるかもしれません。(注)
  • ロードエスティーム 日曜小倉6R 3歳未勝利(ダ1700m) 藤岡康 前走13着
    • 中3週。久々の前走は大きな馬体増も影響したかレースに参加できず。一叩きして調教の動きは一変していますが、レースでどこまで変われるかは不分明。キャリアが浅くスーパー未勝利戦まで粘れる立場ではありますが、続戦しようと思わせるだけの走りを見せてくれなければいけないのは確かで、そういう意味では最早剣ヶ峰。元出資馬の初仔という思い入れだけで出資した馬だけに、祈るような気持ちです。(☆)
  • サックアクロア 日曜小倉12R 500万下(ダ1700m) 幸 前走15着
    • 中2週。久々の前走は大きな馬体増も影響したかレースに参加できず。ただ一叩きして調教の動きは一変しており、助手から“ひと回り大きくなった馬体や調教の動きを見る限り、このクラスでモタモタするような能力の持ち主とは思えない”というコメントも出るほど。昇級後4戦しての着順合計が47という馬を評しているとは思えませんが、51.2-13.0という坂路タイムを額面通りに捉えれば一変あっても。(△)

▼今週は寂しい週末になるかと思いきや、なんだかんだで4頭がスタンバイ。どの馬も人気はなさそうですが、走ってくれるだけでもありがたい限りです。


▼グリーンの1歳馬に1頭出資しました。

志半ばで斃れたモアグレイスの半弟です。父カステナンゴは未知数ですが、トモの感じなんかは姉を彷彿とさせるものがありますし、その他のきょうだいの成績を見ても安定して能力を伝えてくれる母だという印象があります。ただまぁどんな馬かというより、とにかくモアで宙ぶらりんになった気持ちを託したいという思い入れが出資の決め手となりました。
 フランボワイヤンが屈腱炎で引退となり、グリーンの3歳出資馬はモアを含めた4頭が全て抹消。相性としては良くないクラブなのかもしれませんが、この馬とブリージーデイズには彼女たちの分まで頑張ってほしいものです。