馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(7頭)。

  • ロードバッカス 土曜小倉4R 3歳未勝利(芝2000m) 大野 前走10着
  • マイネルユリウス 土曜京都7R 3歳500万下(芝1400m) 和田 前走10着
  • グリューネワルト 土曜小倉8R 500万下(芝1200m) 中舘 01/11帰厩
  • キャトルマン 日曜東京12R 1000万下(ダ2100m) 柴山 01/08帰厩
  • ロードアクレイム 日曜京都5R 3歳新馬(芝2000m) 川田 12/03帰厩
  • ロードオブザリング 日曜京都10R 松籟S(1600万下・芝2400m) 池添 前走1着
  • ウインスカイハイ 日曜小倉9R 500万下(芝2600m) 上村 前走14着

ロードバッカスは叩き2戦目。2歳夏のデビュー時はすぐにでも勝てそうな雰囲気でしたが、復帰戦や中間の動きからは気持ちが切れてしまっているような印象。使いつつどこまで上向いてくれるでしょうか。
 マイネルユリウスは3戦目。前走は気性面の課題がモロに出た形。距離をデビュー勝ちした1400mに戻してどこまで対応できるかですが、それよりも中間古傷の右ヒザに不安が出たのが心配です。
 グリューネワルトは2ヶ月ぶり。前走は久々のコーナーのある競馬でしたがソツなく対応。ただ、頭数が少なかっただけに多頭数の今回上手く流れに乗れるかどうかが気がかり。
 キャトルマンは2ヶ月ぶり。1000万下に昇級してからは、勝ち切れないまでも概ね賞金圏(8着)内に来てくれており頭が下がります。もう明け7歳、先日同期のトランスワープが1000万下を勝ちましたが、こちらは実績を考えても勝ち負けに参加するのは難しいでしょう。バテない強みを生かして、これからも一戦一戦無事に走ってくれれば。
 ロードアクレイムはデビュー戦。ディープインパクト×レディパステルという派手な配合ですが、個人的にはロードバロックの下というイメージが強い1頭。その兄が勝ち上がったのが3歳5月、それでもコツコツ走って今や準オープン馬ですから、弟にもクラシック云々より息長い活躍を期待しています。評判馬が揃う中で、どんな競馬ができるかまずはお手並み拝見。
 ロードオブザリングは中2週。前走は降級後5戦目でようやく1000万下を卒業。時間はかかりましたが復調の気配はうかがえました。昇級は形だけ、得意の京都でもう一丁と行きたいところですが、追い切りが一息だったのとハンデ戦の分がどう出るか。
 ウインスカイハイは中1週。いよいよダートでは頭打ち感が強く、約2年ぶりに芝へ矛先を向けてきました。適性的にはどう考えても芝だとずっと思っていましたが、既に40戦を消化、競走馬として摩耗してしまった印象もあり、また気性面の問題が解消されないままでは変わり身も期待できないでしょう。


▼25日にサマーアイが笠松交流戦で復帰するも5着。このまま進退協議に入りそうな雰囲気です。現場にしかわからない理由があるのかもしれませんが、せっかく休んで節を稼いだのに、芝短距離を試さないまま引退では納得がいきません。とはいえクラブの体制が変わったこともあり、実績を残せていない馬について扱いが悪くなるのは致し方ないのかも。撤退戦と割り切ってグッと堪えるしかないかな、とも。