馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(4頭)。/キャトルフィーユが忘れな草賞を勝利。

  • ロードアクレイム 土曜阪神9R はなみずき賞(3歳500万下・芝1800m) 岩田 前走4着
  • マイネルレジェール 日曜福島5R 3歳未勝利(芝2000m) 伊藤工 前走8着
  • ロードハリアー 日曜中山8R 袖ヶ浦特別(1000万下・芝1200m) M.デムーロ 前走5着
  • ロードバロック 日曜阪神11R 淀屋橋S(1600万下・芝1200m) 武幸 前走2着

ロードアクレイムは中2週。完成度はまだ低いという評価ながら、デビューから中4週→2週→2週と続戦。クラシックを諦めていないのかもしれませんが、ここを勝った上でトライアルで好走という条件は非常に厳しい印象。また、後ろからだと伸び切れず、前に行けば押し切れずと、現状ワンパンチ足りないのも確か。生まれが遅い分、使っての伸びしろに期待するしかありませんが、先のある馬ですし、引き際は誤らないでほしいところ。
 マイネルレジェールは中3週。初芝の前走は初めてレースに参加できた感じ。それでも勝ち負けに加わるにはまだまだという感じで、トモの甘さが解消されない限りは難しいかもしれません。ブライアンズタイム産駒特有の叩き良化に一縷の望みを託します。
 ロードハリアーは中2週。前走は休み明けかつ久々の芝で、しかも後ろからの競馬で望外の伸び。時計のかかる芝向きだろうとは以前から思っていましたが、1000万下では家賃が高いと思っていただけに嬉しさもひとしおでした。10日競馬から一度使っての臨戦なので上積みも見込めるでしょうし、中山、特に今の馬場なら切れ不足も補えるでしょう。展開と鞍上の手綱さばきでは再び好走も、とは思いますが、メンバー構成的にペースが速くならなさそうなのは気がかり。
 ロードバロックは中1週。前走は中山、そして田辺騎手との好相性ぶりを見せつける2着。今後は当分適鞍がないこともあって、強行軍になりますが西下を選択しました。中山1200ほど前が止まる印象がありませんが、前走同斤で先着したキングレオポルドに2キロ差をもらいましたし(逆に言えばそれがハンデキャッパーの評価であるとも言えますが)、今回も自分の競馬に徹してもらえれば。


▼先週はキャトルフィーユ忘れな草賞を快勝。ほぼ500万下というメンバー構成だっただけに、クラシックに直結するかと言われると困りますが、ともあれオークスの出走が濃厚となったことはなにより。順調に行けばレディルージュ桜花賞(7着以来)のクラシック出走となりますが、昨年桜花賞の切符をほぼ手中にしながら果たせず斃れたモアグレイスを思い出すと、ゲートインするまでは喜べないというのが個人的な気持ちです。とにかく無事に、無事に。