2012年10月の成績を振り返る。
<10月トータル>
- 中央戦績:25戦3勝(3.0.2.4.0.16)
- 地方戦績:0戦0勝 (0.0.0.0.0.0)
- 中央獲得本賞金:3,910万円
- 地方獲得本賞金:0万円
- 勝ち鞍
- スターコレクション(菅名岳特別)
- ロードエアフォース(500万下)
- グレイスフルデイズ(2歳新馬)
<年間トータル>
- 中央戦績:218戦29勝(29.17.17.21.14.120)
- 中央獲得本賞金:60,359万円
- 地方戦績:5戦1勝(1.0.1.0.1.2)
- 地方獲得本賞金:502.5万円
- 出走頭数(中央のみ):47頭
- 勝利頭数(中央のみ):18頭
- 1頭当賞金(中央のみ):1,284万円
<月別履歴>
月 | 出走数 | 勝利数 | 本賞金 |
---|---|---|---|
1月 | 18 | 4 | 5,430 |
2月 | 17 | 3 | 5,560 |
3月 | 24 | 1 | 4,143 |
4月 | 23 | 2 | 5,780 |
5月 | 19 | 5 | 6,400 |
6月 | 28 | 4 | 9,230 |
7月 | 25 | 2 | 6,116 |
8月 | 18 | 4 | 3,398 |
9月 | 20 | 1 | 10,392 |
10月 | 25 | 3 | 3,910 |
合計 | 218 | 29 | 60,359 |
▼天皇賞・秋、トランスワープは一線級との壁を感じる結果に終わりましたが、その挑戦に敬意を表します。
▼グレイスフルデイズが新馬戦を快勝。2歳馬が華々しくデビューする一方で、長く屋台骨を支えてくれたドリームゼニスが抹消。全37戦、無事是名馬を地で行く功労馬でした。今後は地方競馬へ転出を図る模様、初ダートとなった前走は適性を感じさせる内容ではありませんでしたが、なんとか第二の馬生を実りあるものにして欲しいと思います。
今週の出走馬(6頭)。
- ロードエアフォース 土曜新潟7R 500万下(芝1800m) 嶋田 前走6着
- マイネルシュトルム 土曜京都8R 1000万下(芝2400m) 和田 前走13着
- メトロノース 土曜京都10R 西陣S(1600万下・ダ1200m) 池添 10/03帰厩
- グリューネワルト 日曜新潟8R 500万下(芝直1000m) 菱田 前走4着
- ロードシュプリーム 日曜東京8R くるみ賞(2歳500万下・芝1400m) 蛯名 10/02帰厩
- トランスワープ 日曜東京11R 天皇賞・秋(G1・芝2000m) 大野 10/03帰厩
▼10週連続の重賞チャレンジの掉尾を飾り、トランスワープが天皇賞・秋に出走します。世界に羽ばたいた馬、ディフェンディングチャンピオン、若きマイル王、ダービー馬……そんなメンバーに、7歳にして初めてG1に出るロートルが挑もうというのですから、蟷螂の斧といった風情は否めません。が、なにしろ天覧競馬、出ることがすなわち誉れ。それに、無敗で突き進む3歳馬がいれば、黄昏時を迎えてようやく花咲く馬もいる、だから競馬は面白いというものでしょう。悔いのないレースを、そして願わくば、あっと言わせる場面を。
▼先週は菊花賞でロードアクレイムが6着。
現状での精一杯でしょう。力負けではありますが格負けとは思いませんでしたし、師のコメント通り、半年後に期待したいと思います。
今週の出走馬(9頭)。
- ウインフロレゾン 土曜新潟10R 岩室特別(500万下・芝2200m) 大野 09/15帰厩
- グレイスフルデイズ 土曜東京4R 2歳新馬(芝1400m) 内田博 08/30入厩 09/08ゲート試験合格
- ロードアリエス 土曜京都4R 障害未勝利(ダ2910m) 白浜 09/04帰厩 10/04障害試験合格
- コーディリア 土曜京都6R 500万下(牝・ダ1800m) 小林徹 前走13着
- マイネルアイザック 土曜京都8R 500万下(芝2200m) 和田 前走3着
- ドリームゼニス 土曜京都11R 室町S(OP・ダ1200m) 酒井学 10/05帰厩
- ブリージーデイズ 日曜新潟9R 500万下(芝1200m) 村田 10/04帰厩
- スターコレクション 日曜新潟12R 菅名岳特別(500万下・芝1800m) 鮫島良 10/07帰厩
- ロードアクレイム 日曜京都11R 菊花賞(3歳G1・芝3000m) 福永 前走2着
▼ウインフロレゾンは休み明けですが、ここ目標にラフィアン系列になったとは思えないほどじっくり調整。このクラスの芝中距離でやれることはわかっていますので、あとは展開と相手関係次第でしょう。本格的な冬を迎える前に二つ目の勝利が欲しいところです。
グレイスフルデイズはデビュー戦。とにかくこの馬のことを考える時にすぐ思い浮かぶのは、今はなき姉・モアグレイスの面影です。姉譲りの先行力を生かせる展開になればいきなりから結果も、と期待しますが、それよりもとにかく姉の分まで悔いのない競走生活を、という気持ちの方が先に立ちます。
ロードアリエスは入障緒戦。実に1年ぶりのレースとなりますが、春は外厩で障害練習をこなし、5月には帰厩して障害試験に向けてみっちり調教を積んできました。諸事情あって試験を受けぬまま一旦8月に放牧されましたが、9月の声を聞いて早々に再帰厩し、10月4日にようやく障害試験合格を果たしました。年齢が年齢ですし、レース勘の問題もありますが、特に不安があって休んでいたわけではなく、試験の際のタイムも(障害には詳しくないのでアレですが)96.6秒と上々のもの。相手関係は厳しそうですが、なんとか適性を見せて欲しいと思います。
コーディリアは中3週。昇級緒戦の前走は着順こそ大きいですが、着差はそれなり。早い上がりへの対応力と馬体減が響いた印象です。初ダートはちょっと早い気もしますが、切れ味不足をカバーする選択肢としては試しておく価値がありそう。とはいえ馬格がある方ではないので、どんなレースをしてくれるか期待半分・不安半分です。
マイネルアイザックは中3週。一息入った後の前走が放牧明けにしては上々の内容。馬体重の変化はほとんどなかったので、使っての上積みがどこまであるかはわかりませんが、ヨーイドンの展開・仕掛けにさえならなければ、順当に上位争いできるはずですので楽しみです。
ドリームゼニスは2ヶ月ぶり。オープンではすっかり頭打ちで、一時は進退の危機でしたが、ダート適性を試してみるということでここへ。個人的にも一度もチャレンジしないまま引退というのは納得いかなかったので歓迎ですが、ただ実際の適性はどうだと問われると微妙。パワーがあるのは間違いありませんし、オープンでも着順ほど負けていないことも多く、衰えというより切れ負けなんだろうとは思いますが、前の造りや捌きはゆとりがあるタイプで、その辺がどう出るかが気がかりです。一戦一戦が勝負という段階ですし、なんとか活路を見出して欲しいところですが、さて。
ブリージーデイズは中3週。一時はダートの2100mで2着したような馬ですが、最近はすっかり1200mの馬に。とはいえおそらくは集中力が持続しない気性が問題で、本質的な、というか体質・体格的な適性は中距離かそれ以上にあるのではないか、という疑念が拭えません。今回も結果は馬の気任せだろう、と一種諦観の域にいます。
スターコレクションは5ヶ月ぶり。8月下旬には帰厩、9月に復帰の予定でしたが、トモの状態がイマイチということで短期放牧を挟んで立て直されました。短い期間でしたので劇的に回復したということはもちろんありませんが、勝って同条件の一戦ですし、格好ぐらいはつけてくれると嬉しいところ。
ロードアクレイムが菊花賞に挑戦します。ディープブリランテの離脱で一強ムード。その一強・ゴールドシップには、前走・神戸新聞杯で完敗しており、2着で出走権利は獲得できましたが、本番どうこうという内容ではなかったように思います。とはいえ、今週障害デビューするロードアリエスが2008年に挑戦(11着)した時よりはまだしも勝利に近い位置にいることは確かでしょうし、抽選の結果出走を果たせなかったロードアイアンのことを思えば、権利を持って出走できるだけで素晴らしいことだというのも事実。今はただ、この超良血馬がふさわしい大舞台に立てることを純粋に喜びたい所存。
今週の出走結果/秋華賞、キャトルフィーユは8着。
- グリューネワルト 土曜新潟10R 飛翼特別(500万下・芝1000m)…4着
- ウインクロニクル 土曜東京5R 500万下(ダ1300m)…3着
- ロードハリアー 土曜京都12R 1000万下(ダ1200m)…8着
- キャトルフィーユ 日曜京都11R 秋華賞(3歳G1・牝・芝2000m)…8着
▼いつぶりかわからないぐらい久々に京都競馬場に行って来ました。年明けの許波多特別(ロードオブザリング)以来?
キャトルフィーユは8着。軽めの追い切りでしたが、馬体は維持できていて状態は良好に見えました。レースはハナを主張したヴィルシーナの後ろのポケットでじっと我慢。前の馬が強力だけに詰まる懸念はもちろんなく、周囲の仕掛けに合わせて追い出しますが、最後は地力の差が出てしまった感じ。でも、彼女なりの全力を出し切れたと思います。
三冠牝馬となったジェンティルドンナ。いつかこんな歴史的名馬に出資してみたいものです。
2012年9月の成績を振り返る。
<9月トータル>
<年間トータル>
- 中央戦績:193戦26勝(26.17.15.17.14.104)
- 中央獲得本賞金:56,449万円
- 地方戦績:5戦1勝(1.0.1.0.1.2)
- 地方獲得本賞金:502.5万円
- 出走頭数(中央のみ):45頭
- 勝利頭数(中央のみ):16頭
- 1頭当賞金(中央のみ):1,254万円
<月別履歴>
月 | 出走数 | 勝利数 | 本賞金 |
---|---|---|---|
1月 | 18 | 4 | 5,430 |
2月 | 17 | 3 | 5,560 |
3月 | 24 | 1 | 4,143 |
4月 | 23 | 2 | 5,780 |
5月 | 19 | 5 | 6,400 |
6月 | 28 | 4 | 9,230 |
7月 | 25 | 2 | 6,116 |
8月 | 18 | 4 | 3,398 |
9月 | 20 | 1 | 10,392 |
合計 | 193 | 26 | 56,449 |
▼勝鞍数こそひとつでしたが、それが重賞。他にも重賞で2・3・4着があり、中身の濃い月となりました。一方で、17頭出資した3歳世代(中央のみ)で勝ち上がったのは9頭のみ。エースドライバーは障害を模索、ロードバッカスとテイクオフの2頭は地方から出戻る可能性もありますが、なかなか厳しい結果となっています。頭数を絞った2歳世代も、覚悟の上のチョイスではありましたがやはり全体的にゆっくりした仕上りですし、今後を楽観できるような状況でもないのかなと。
2年後の今を決めるであろう1歳馬応募状況ですが、キャロットでの出資馬が確定しました。
- チアズメッセージ'11(父キングカメハメハ)
- トキオリアリティー'11(父ネオユニヴァース)
- ブルーメンブラット'11(父カステナンゴ)
当初は何も考えずに思い入れだけでリアルインパクト下とブルーメン仔、でいいかと思っていたんですが、一般枠で運試し、とダメ元で申し込んだプレファシオの下が当選。なんというか、贅沢な世代になってしまってどうしたものかと。頭数を絞る分、1頭当たりの割合を増やそうと思っていたんですが、どれも高額馬のためとても無理でした。そもそも社台で予算枠を使いすぎてしまっているので是非もなし。成り行き任せですいません。
今週の出走馬(5頭)。
- トルバドゥール 土曜東京10R 多摩川特別(1000万下・ダ1600m) ピンナ 09/20帰厩
- リアルインパクト 日曜東京11R 毎日王冠(G2・芝1800m) 岩田 09/01帰厩
- ロードレグルス 日曜京都2R 2歳未勝利(芝1600m) 川田 前走3着
- ロードエアフォース 日曜京都8R 500万下(芝1600m) 鮫島良 前走5着
- マージービート 月曜東京10R 本栖湖特別(1000万下・芝2400m) 大野 09/11帰厩
▼あいも変わらずバタバタしております。ふと振り返ると、
- 08/26:キーンランドC(ドリームバレンチノ・7着)
- 09/02:新潟記念(トランスワープ・1着)
- 09/09:京成杯オータムH(ドリームバスケット・10着)
- 09/16:ローズS(キャトルフィーユ・4着)
- 09/23:神戸新聞杯(ロードアクレイム・2着)
- 09/30:スプリンターズS(ドリームバレンチノ・3着)
と6週連続で重賞出走していました。今週の毎日王冠以降、トラブルなく行けば、14日秋華賞→21日菊花賞→28日天皇賞・春秋でなんと10週連続となります。できるだけそれを楽しみたいとは思っているんですが、さてさて。
今週の出走馬(3頭)。
- アラビアンパール 土曜阪神4R 3歳未勝利(ダ1400m) 秋山 09/16帰厩
- ドリームバレンチノ 日曜中山11R スプリンターズS(G1・芝1200m) 松山弘 前走7着
- マイネルシュトルム 日曜阪神9R 兵庫特別(1000万下・芝2400m) 和田 前走7着
▼アラビアンパールは本日出走して9着。ラストチャンスをものにできず、引退が決まりました。残念ですが体質面の弱さも含めて完全に力不足。一足早い秋風が身に沁みます。全6戦、お疲れさまでした。
日曜はドリームバレンチノがスプリンターズSに挑みます。前走の敗戦で人気を落としましたし、陣営も希望の内枠を引き当て、一発狙いで開き直れそうな雰囲気になってきました。もちろん人気上位馬との力量差は否めませんし、スタートを決めて内をロスなく回りすんなり抜けてくる、という針の穴を通すような条件がつきますが、鞍上の松山君には是非思い切った騎乗をお願いしたいものです。