馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

スプレンダアスルガ(Splendor Suruga) 牡
ダミスター/母コウエイルーデンス 阿部新生厩舎 古澤秋信氏
<馬名意味>
『輝き+駿河の意。


・・・・・・なにこの素敵馬名。大正浪漫溢れる長音符号不使用表記に、意表を突く廃藩置県前の旧地名をドツキング。和洋折衷と時代錯誤の自由奔放なコラボレイションに、パドツクを囲むモダンガアルたちもメロメロ。家康もキングカズもものかは、君こそ駿河国のスタアだ!


※本文中の各文末に(笑)が付いていないのは仕様であり、落丁等ではありません。


▼うわ、50回目だって(自分で引いてる)。


▼この連載(って言うほどたいしたものじゃありませんが)では、「良い馬名」も「笑える馬名」も「変な馬名」も全部ごっちゃにして取り上げてます。最初は、明確に区別なり評価(○ツ星とか)なりをしていこうかとも思ったんですが、ちょっと「純粋に名前のみの評価」というのができるかどうか自分の中でも不分明だったもので、とりあえず今年については見送りました。というのも、全く同じ名前であっても、例えば片一方が金子真人ホールディングス(違和感あるなぁ)所有でノーザンF産で池江父厩舎所属のサンデー産駒で、もう一方が××××氏所有(自主規制)で△△△△厩舎(自主規制)所属のサンデーブランチ産駒(実名)だったとして、はっきり言って双方に同じ評価を与えられるとはとても思えないので・・・・・・。「父母からの連想」というのも大きな名づけのポイントなので、評価のためにはその馬のバックグラウンドを見ないわけにはいかないというのが、ジレンマといえばジレンマです。や、まぁ、そんな真剣に考えるようなことでもないんですけど。


▼1000本安打だか1000勝だか、とにかく区切りの数字を達成したあと、次の目標を聞かれて「とりあえず1001本(勝)目を目指します」と答えたのはどのアスリートでしたか。それに倣って僕も、とりあえず51回目を書く前に飽きちゃわないよう気をつけます。