馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

ハートランドヒリュ、JRAタイ記録樹立へ。

http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-051021-0003.html

2005年10月23日(日) 4回京都6日目 16:20発走
12R 愛宕特別
3歳以上・1000万下(ハンデ) (混)[指定] ダート 1800m 10頭立

B枠馬 馬名 性齢 騎手 斤量 調教師 馬主 生産者 毛色
仮 1 ゴッドセンド    牡3 *池添謙一 54 (栗)領家政蔵 西森鶴 オリエン 黒鹿
仮 2 サクラギャラクシー 牡5 *幸英明  55 (栗)清水出美 さくらコ 谷岡牧場 鹿毛
仮 3$サンワードラン   牡3 藤田伸二 53 (栗)白井寿昭 古谷敏明 Silverle 鹿毛
仮 4 シゲルダンプウ   牡4 *横山典弘 54 (栗)須貝彦三 森中蕃 坂本春信 青鹿
仮 5 シルクデスペラード 牡6 *本田優  54 (栗)田所秀孝 シルク 早田牧場 栗毛
仮 6 ハートランドヒリュ 牡9 武士沢友 50 (栗)清水久雄 豊田稔 能登一男 黒鹿
仮 7 バンブーシンバ   牡7 佐藤哲三 54 (栗)谷潔   バンブー バンブー 黒鹿
仮 8*メイショウエイシ  牡4 飯田祐史 54 (栗)飯田明弘 松本好雄 上山牧場 鹿毛
仮 9 ラッキーブレイク  牡4 *安藤勝己 58 (栗)音無秀孝 松岡隆雄 下河辺牧 鹿毛
仮 10 ラバグルート    牡4 福永祐一 56 (栗)石坂正  サンデー ノーザン 栗毛


▼JRA、ディープへの肩入れっぷりは露骨なところですが、密かにこの馬についても実はVIP待遇。今年に入って走った11戦は全てハンデ戦ですが、これが判で捺したように全戦斤量50キロで据え置き。前走が惜しい3着だろうが15着惨敗だろうが同じ。正直言ってハンデの付け方の基準なり作法なりパターンなりというのは全く知らないんですが、それにしてもこれだけ上下動がないのは何か意図的なものが介在しているのではと素人目には映ります。単純に言えば「贔屓目」があるんちゃうの? ってことですね。まぁ、仮にも公正競馬を謳っている機関なわけですから、そんなものハンデキャッパーが認めるわきゃないんですが、個人的には勝手に「ハンデキャッパーGJ!」と親指立てておくことにします。こういう馬は贔屓されてしかるべきだと思う。ディープみたいな方向性の特別扱いはどうかという気もしますが。


▼それにしてもなんでわざわざディープの菊花賞の後の、それもダート戦なんだという話ですが、これは、

  • 師がヒリュに用意したせめてもの晴れ舞台
  • 単純に少頭数で競馬のしやすいレースを選んだ

あたりのどっちか、または両方でしょうか。この陣営の計らいもまた粋、と思いつつ、地味ーに土曜福島の西郷特別(ハンデ・芝1800m)で記録達成、というのもまた「らしい」感じで良かったんじゃないかな、とも思ったり。


▼それにしても、ヒリュより先に菊沢隆仁が引退しちゃうとは夢にも思わなかったなぁ。


▼蛇足。ハートランドヒリュを菊のサインと見なすとどの馬が拾えるか。ブレイヴェストローマンが入っているマルブツライトか、”飛竜”からの連想でミツワ”スカイハイ”か。そういえば、トウカイパレスの菊の勝ち馬はマヤノ”トップガン”でしたか。・・・・・・うん、やっぱりミツワスカイハイだ!(バカ)