トータルしたら競馬はやっぱりロマン
▼理工系専門誌『バイオニクス』(オーム社)の最新5月号に「名馬ディープインパクトの強さの秘密」なるエッセイが掲載。NHKスペシャルでもそういうのやってましたけど、なんかイチローのバッティングフォームや北島康介のスイミングフォームの解析であれば、興味はあるし見て感心もするけど、競走馬でやられるとどこか「野暮だなぁ」という感想を持ってしまう面も。例えばヒシミラクルやライスシャワーあたりがなんであんなに走ったのかとか、ナイスネイチャがなんであんなにツメが甘かったのかとか、もし科学的な根拠があるのなら聞いてみたいもんですが、そこで素直に数値の多寡や力学的整合性を根拠に挙げられてしまうと萎えちゃいそうな。ブラックボックス化を望む、とまでは言いませんが、個人的にはさほど積極的に興味が持てない分野です。