馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(4頭)。

▼ロードエキスパート 土曜京都6R 3歳500万下(混・芝1800m) 福永 前走13着
中3週。2500m戦だった前走はいかにも距離が長くて我慢利かずという競馬。今回の距離でけれん味なく先行すれば、そこまで崩れるとも考えられず。外回りだけに決め手のなさがネックになりそうな予感もしますが、それなりに格好は付けて欲しいところです。
(期待度・・・△)



ウインディグニティ 土曜京都11R 洛陽S(1600万下・混・芝1400m) 秋山 04/12帰厩
休養明け。東京の1000万下特別をぽんぽんと連勝し、勇躍準オープンへ。とはいえ、戦績を見ると左回りの芝で(3.0.1.1)、一方京都の芝は(0.0.0.3)とサウスポーくさい感じ。右回りでも最近は大崩れしなくなってきているのでその辺に期待はしたいんですが、素直に日曜の晩春Sで良かったんじゃないかという気も。今回、あえて右回りを選択したことについては「左回り専門にはなってほしくないですからね。いまなら右回りでも上手に手前を換えてくれるのではないかと期待しています」という師のコメント(ウイン公式サイトより)。その意欲が実を結んでくれるといいんですが。
(期待度・・・▲)



▼ウインカスケード 土曜新潟5R 3歳未勝利(芝1200m) 中舘 前走6着
中2週。毎回軽快な先行力は見せているものの、直線息切れの競馬が続いています。ソエを気遣っての調整が続いたことが大きな要因になっていると思われますが、今回はまだマシ。先週使おうとしていたのが除外を食らってのスライドですから、乗り込みも十分。ただ、幾分逃げ気味になる左回りと、陣営の「差す競馬を」という目論見が不安点。折角中舘を乗せるんだから素直に行かせればいいのにと思うんですが、中心視されそうなキラースマイルが逃げそうな感じですので、それを目標にする競馬でなんとか。
(期待度・・・▲)



▼ラウンドアイズ 日曜東京 2006/04/30 6R 3歳500万下(混・芝1800m) 内田博 04/05帰厩

休養明け。初芝の前走は上がりの競馬についていけずに完敗。現状ダート向きだろうということで今回はダート戦に戻るはずが、予定していた自己条件は頭数過多で除外濃厚。ならばもう一度と頭数の落ち着いた芝のここへ。緒戦なまじいい脚を使っていたことから、前走はじっくり構えすぎたきらいもあり、もう一度適性を見てみようという目論見です。とはいえ、出走を延ばさずに同週の芝へスライドしたことの主目的は「このまま出走を待ちながら追いきりを重ねていくよりも、このタイミングで一度実戦を叩いた方が、その次につながりやすいとの考え」(堀師)というもの(サウスニア公式サイトより)。ジョッキーの腕は魅力ですが、過度の期待はかけづらい感じです。元々晩成型という評価を受けていた馬でもあり、アサクサゼットキという確勝級もいますし、ここは静観が正解でしょうか。
(期待度・・・注)