馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(3頭)。

●オフィサー 土曜東京11R 神無月S(1600万下・混・ダ1400m) 横山典 10/04帰厩
▼短期放牧明け。前走は新潟のオープン特別で上がり3F35.1秒の豪脚を繰り出すも、ジョイフルハートの影も踏めず。それでもよく2着まで差し込んだという展開で、相手が悪かったとしか言いようがありませんでした。今回は、より末脚を生かしやすい東京の1400に舞台が変わり、出走メンバーにも比較的前で競馬をしたい馬が揃った印象。春先にブラッドストーンSを勝ってから半年。足踏みが続いていましたが、条件が揃った今回、なんとかチャンスをモノにしてもらいたいものです。
<期待度・・・◎>



●ウインカーディナル 土曜東京12R 赤富士S(1000万下・混・ダ2100m) 後藤 09/21帰厩
▼3ヶ月ぶり。前走は500万下では力が違うという勝ち方。降級前の前々走に同条件での2着があり、このクラスでも通用する能力は持っている馬です。ただ、その前々走で差し切れなかったイエスがなんとまた相手にいるという不運に加え、いかにもブライアンズタイム産駒らしい典型的な叩き良化型であること、さらに他力本願な脚質といった条件を踏まえると、全幅の信頼を置くまでには至らないというのが正直なところ。まぁ、不動の連軸というタイプには元々縁遠い馬ではあるんですが・・・・・・そういう個性ということで了解しておくべき、むしろチャームポイントと捉えうる部分でしょう。
<期待度・・・▲>



ブルーメンブラット 日曜京都11R 秋華賞(G1・牝・芝2000m) 川島 前走1着
▼素人が色々語るよりもまず、メディアでの反応を挙げておきましょう。
【秋華賞】ひと夏越え成長!ブルーメンブラット実りの秋! - SANSPO.COM
オトナのブルーメンが一発決める - デイリースポーツonline
【秋華賞】栗東レポート〜ブルーメンブラッド - ラジオNIKKEI
とりあえずラジオNIKKEIにブラッ“ド”扱いされてる時点で注目度合いも知れようというものです。まぁそんなわけで、力関係・・・・・・というか実績の差は歴然としているわけですが、こちらに利があるとすれば、積極的に行きたい馬がアサヒライジングシェルズレイしかいない、しかも、枠順とスタート次第ではありますが、大先生はオークスの教訓を生かしておそらくシェルズレイの大名マークに徹するのではないかという展開面。京都の内回りは差し馬に厳しい舞台で、前が速くならない限り後ろはゴチャつくはず。今年のメンバーであれば、すんなり先行出来るようならそれだけでかなりのアドバンテージなのではないかと思います。そのあたりも含め、とにかくスムーズなレースをしてくれればと願うのみ。今は結果を云々するよりも、ここまでたどり着いた過程とその価値をじっくりと噛み締めたいと思います。
<期待度・・・☆>