インパクトの波紋 - 馬の気持ちはわからない（一口馬主遺産）

●禁止薬物にＪＲＡ知らんぷり「全責任は馬主、調教師にある」 - SANSPO.COM
●【担当記者の目】ディープ、天皇賞行っていいのか - ZAKZAK　

●頭おかしいんじゃねえのか - 須田鷹雄の日常・非日常
●続き - 須田鷹雄の日常・非日常
●晴天の霹靂 - 白線の内がわ
●一夜明けて - 白線の内がわ
▼名指し批判で個人の競馬マスコミ人がここまで書くというのは凄まじい感じですが、それだけ悪い波紋を広げかねない発言だというのは理解できます。多少なりとも競馬に対して基礎知識がある層ならまだ大丈夫でしょうけど、そうではない、ディープ狂騒曲で激しく踊った人々の大半は「汚点」という言葉とそのマイナスイメージをダイレクトに受け止めて、その印象をもって今回の件を理解してしまう可能性が高いわけですし。しかし、ここを敢えて陰謀論者的に深読みして、「ＪＲＡが悪役を演じることでディープ自身の“性善性”を守るための策」とか主張してみるのも面白いかも。いや、自分ではやりませんが。しかし、それにしてもここまで冷たい態度になる理由は･･････お上のしていることだけに、とにかく一アイドルホースのイメージがどうなろうと、まず競馬が“公正性をなにより尊ぶ”という姿勢を見せるのが第一、ということでしょうか。

高橋理事長は１年に１回はトレセンを視察しているそうで、「今日はディープを元気付けようと思って来ました。どんなデキかなと気になっていましたから」と対面を楽しみにしていた。

▼こういう状況になってからこの記事を読み返してみると、寒々しさは倍増じゃききませんね。こういう団体のトップとしては、フランクなタイプでメディア等で“自分の言葉”を語る機会も多い、と高橋理事長を評価していた記事をどこかの雑誌で読んだ記憶があるんですが･･････今回の発言に台本がなかったとしたら、お里が知れるというものです。