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●インパクト問題でJRAに電話、メール40件 - nikkansports.com

禁止薬物検出のため１６日に凱旋門賞３着失格などの処分が発表されたディープインパクト（牡４＝池江郎）の問題に対して１７日、ＪＲＡに電話、メールを合わせて４０件程度の質問、抗議が寄せられた。ＪＲＡによれば「陽性反応に至った事情をもう少し知りたい」「失格となったが、インパクトは悪くない」「このような結果では馬がかわいそうだ」などの意見があった。

▼電話とメール合わせて40件というのは、そんなもんだろうなと冷静に捉えつつも、感覚的にはレースまでのフィーバー振りを思い返すと「少ないもんだなぁ」と。タイトルの分母は単純に凱旋門賞の視聴率から出したもので、実質的な意味はありませんが。＜追記：意図した数字より一桁多かったので直しました･･････お恥ずかしい＞今回はＪＲＡが主体のことではありませんし、カワカミプリンセスの降着で京都競馬場に寄せられた抗議が70件だった（ソース）というケースと比較しても、このへんが妥当な数字なんだろうなぁと把握しておくべきなんでしょうね。あと、みっつ挙げられた具体例のうちふたつは質問でも抗議でもないような気がする件について。

▼この案件、フランスギャロ裁定の発表前後は、（自分も含めて）競馬ブログ界隈では結構物議を醸したわけなんですが、大多数の人にとっては、「１ヶ月以上前に３着に負けた馬」が失格かどうかなんて、取るに足らないことに成り下がってしまっているものなんでしょう。未だに興味津々なのは一般人の極少数、競馬ファンの一部、でもって自ブログで長々としたエントリ起こすような競馬ヲタの「多く」ぐらい、っと（くりげ君風の語尾）。２ちゃんの関連スレ（池江調教師の会見がすごーく嘘くさい件とかディープインパクトは顕彰馬の資格なしとか【競馬】 ディープインパクト、フランスの凱旋門賞で失格処分にとか）もあんまり伸びてないみたいですし、内容もざっと見た限り、ドーピングなんだろ派やら会見信用ならねー派の書き込みばっかみたいですし。本気なのか面白がってるのかは分かりませんが。
　トラセンの中の方たちが嘆いておられるように、結局競馬ファン（ブロガー含む）のほとんどはギャンブル・馬券予想が競馬に対する興味の殆どを占めているのね、と改めて実感しました。そういえば、陰謀論めいたことを匂わせている（或いはブチ上げている）競馬ブログは、普段は予想中心のとこが多い気がするなあというのも、集計したわけでもない無責任な印象。と、こういうアバウトなエントリ起こしてはまたネットの海にノイズを増やす自分も他人のことはとやかく言えませんが。
　ただ、競馬・一口馬主系というニッチすぎるブログのしがない管理人から言わせてもらえるなら、トゥザヴィクトリーやステイゴールドを管理していた厩舎に対してあまり失礼なことを書くのは、出資してる馬がお世話になってるという贔屓目を抜きにしてもなるべくご遠慮いただきたいところではあるなぁ、と。もちろん「しょうもないミスしやがって！」とかいうのは「失礼なこと」には当たらない（はず）です。