犠牲の羊ならぬ、犠牲の牛？

●インパクト担当獣医に診療停止６カ月 - nikkansports.com
▼渦中の牛屋重人獣医師ですが、トレセン開業医だったんですか。寡聞にして知りませんでした。長期滞在になるのでてっきり牧場関係かと思い込んでたんですが。処分の重さが妥当かどうかは比較対象がないので一概には言えないんですが、例えば調教師の名義貸しでは、田中耕師が免許剥奪、相川師が４ヶ月の、土田師が３ヶ月の調教停止処分でしたっけ。明らかな不正があってそれなのに、ひどいボーンヘッドとはいえ過失で半年というのは厳しいな、というのが一見しての印象。あと、これで厩舎関係者にＪＲＡからの処分がないということは、今回のはＪＲＡの判断としては「あくまで医療行為上の過失であり、（使用者責任はともかく）実質的な責任は獣医に帰結する」と把握していいんでしょうか。なんだか見せしめというか、スケープゴート的なニュアンスも感じるなあ、というのは日本人的かつ脊髄反射的な反応なんだろうか。