馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

EI検査がどうも信用ならないので

▼今後、もし気の利いたマスコミがその辺を突いて行った場合、ただでさえ心許ないJRAのアカウンタビリティがあっさり限界突破しそうで、今から戦々恐々としてます。
 単に熱発馬の数だけで見ると、在厩馬4093頭(8/20時点)で、1日当たりの最大熱発馬数が8/18の96頭(ソースは週刊競馬ブック9/2号巻頭特集記事)。つまり感染拡大のピーク時でも熱発するほど症状が顕在化したのは40頭に1頭の割合という状況だったわけで、あくまで後付けながら、「調教禁止とか開催長期中止とかどんだけー」と言うしかないんですけど。
 ただ、浄閑さんとのディベート(というか一方的に絡んだだけですが)で、「防疫上の常識」という壁は相当厚いなと思ったので、こりゃもう熱しやすく冷めやすいマスコミが、中央の感染終息に応じてトーンダウンしてくれることを願うばかり。
 といってもそのままうやむやにしてしまうことを望んでいるわけではなく、JRAには当然、これを教訓あるいは奇貨として、防疫体制と情報管理・発信体制の再編成に注力していただきたいところではあり。少なくとも僕が死ぬまで、競馬は競馬であってほしいですし。
 そしてそのためになら、僕はたとえ限りなく黒に近くても灰色だと言い続けよう。そう、僕は競馬に魂を売ったのだ。ウッド・カーラと呼んでくれ(わかる人だけわかればよし)。


<追記>
▼逆に、多くの人が白だと思っていることに「それは実は灰色ではないか」と疑う視点も必要か。なんかクレーマーじみてくるなそう書くと。まぁいいけど。