ラフィアン2005年産出資馬近況（08/31更新分）。

●マイネルアルセーヌ ……父ジェイドロバリー／母ゲイリーアジェンダ　栗東・中村均厩舎

真歌トレーニングパークで調整中。自壊して膿が出たアゴの下の部分は、すでに乾燥して塞がっています。昼夜放牧を切り上げ、坂路でキャンター１５００ｍ１本の運動を再開しました。馬体重が、一息入る前と変わらない４７６キロ。それなのに四肢の運びが重く見えるのは、緩みのせいでしょう。函館競馬場から戻ってきた１ヶ月前よりフレッシュです。

▼アクシデントもようやく一段落。あとは気性面か･･････。

●マイネルアンジェロ ……父ティンバーカントリー／母ハートアンドアロー　美浦・清水美波厩舎

ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター１１００ｍ１本の運動をしています。闘志を表に出さないのんびり屋。扱いやすい反面、気合いの乗りが遅く、こちらから催促しなければならないために仕上げていくには少し厄介です。スタッフは「馬インフルエンザで入退厩が制限されているから、調子に乗ってバリバリ乗れないけど、この性格ですからね。この馬に関しては、いまから攻めていくくらいの方がちょうど良いかもしれない」と先を見越していました。

▼そうそう、のんびりのんびり。個人的には年明けでもいいと思ってます。

●マイネルアフェット ……父ニューイングランド／母フレーミングラブ　美浦・小西一男厩舎

９月１日（土）、新潟１Ｒの芝１４００ｍに出走します。田辺騎手の進言もあり、今回は芝１８００ｍをパスして、もう一度この条件を使うことになりました。２６日（日）、すでに併せ馬を消化しています。ヒートアップしやすい気性に配慮して、直前は単走で追い切りをかけました。６８．５秒はほぼ指示通りのタイム。ここで一歩前進したいものです。

▼さきほどレースが終わって11着。今回も前目での競馬は無理でしたが、徐々に前向きさが出てきていると思います。着順は悪いですけど、着差は勝ち馬からようやく１秒以内にまとめましたし･･････って、これぐらいでちょっと満足感を持ってしまってる負け犬根性の自分が恨めしい。

●マイネルレギメント ……父シンボリクリスエス／母レディソヴリン　栗東・中村均厩舎

函館競馬場で調整中。ダートコースとウッドコースで乗り込まれています。先週末から最終仕上げの段階へ。２９日（水）には河内厩舎のタニノギムレット産駒との追い切りを消化済みです。跨った調教助手は「こっちの手応えの方が悪かった。でも、もう２本くらいやれば良くなりそう」と述べていました。来週半ば、栗東に移動する予定です。

▼父の産駒はあまり出足がよくありませんし、兄（ウインイージス）も時間が掛かったので、現時点での完成度の低さは仕方ないか。むしろアンジェロみたいに無理に仕上げようとしないように願います。