馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

2007年9月の成績を振り返る。

<9月トータル>
中央戦績:25戦2勝(2.1.1.3.2.16)
地方戦績:0戦0勝 (0.0.0.0.0.0)
中央獲得本賞金:2333万円
勝ち鞍:500万下(ウインボールド) ・未勝利(ウインステルス)


<本年トータル(9月30日終了時点)>
中央戦績:185戦11勝(11.15.11.16.11.121)
地方戦績:3戦0勝 (0.1.0.0.1.1)
中央獲得本賞金:22193万円
1走あたり獲得本賞金:118万円


▼25戦中11戦が3歳未勝利戦。勝ち上がれたのはウインステルスだけでした。大分早い段階から、この2004年産世代は厳しいと感じていましたが、その通りの結果となってしまったのが残念です。20頭(新馬戦開始前に募集中止となったウインプロムナード除く)中、期間中に勝ちあがれたのが4頭だけというのは・・・・・・。この世代のキャロット・ロードが全体的に不振だったのも影響していそうですが、今にして思えばなぜ選んだのかという馬が相当数いたのも確か。授業料としては高くつきましたが、今後の糧にするしかありません。
 2002、2003年世代が好調(当社比)だったので、2004、2005年世代は調子乗ってしまった感はあるかも。とりあえず2006年産からはしばらくラフィアンのリーズナブル(他クラブ比)な馬中心に堅実に行こうかと。ただ、このクラブは人気馬の抽選が厳しくて計算が立てにくいのが困ったところ。アベレージが高く、補償も手厚いので、残り福に狙いを絞るという手もありそうですけど。とりあえず2次は1頭だけ応募予定です。


▼個々の引退決定馬については、去年と同じように年末に振り返りたいと思います。総括してしまうなら、個人的には「奇跡を期待するしかない」というレベルの未勝利馬が多かったので、崖っぷちというか剣が峰感は今年は乏しかったような気もします。悪い意味で慣れてしまったのかもしれませんが、馬インフルエンザ騒動のバタバタも影響しているかも。しかし最もクリティカルなのは、トゥルーノースのように信頼できる厩舎にあって運悪く勝ちあがりに至らなかった馬については、未勝利戦が終わっても即引退とならない(再ファンド策も含め)最近の傾向でしょうか。
 前にあるクラブの人から、「現役続行(再ファンド)の判断は、厩舎側の意向が多分に影響する」という話を聞いていたので、そういう意味でも厩舎は大事だなぁと。去年のロードノアールなんかは「再ファンドしてくれてもいいのに・・・・・・」と思いましたし、逆に今年のレディカーニバルなんかは「諦めないでいてくれるなんてありがたい」という印象。僕は基本的に再ファンド歓迎派ですのでそう思うのかもしれませんが、1頭の馬の可能性を大切にしてくれる厩舎を選びたいものだと考えています。とりあえず、藤岡厩舎にはおそらく二度と出資しません。