ラフィアン2006年産出資馬近況(2008/03/14更新分)。
●スリリングディの06 ……父チーフベアハート/母スリリングディ 栗東・中尾秀正厩舎
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。相手なりに動けるタイプで、古馬と併せても案外ついていってしまうのかもしれません。現段階では見極められませんが、隠している素質がありそうな感触。これから攻めていけば、それが本物か判明するでしょう。筋肉が芯のある柔らかさで、くたくたしていないのは長所です。
▼「柔らかそうだけど張りもある」というのがパンフとDVDを見た感想だったんですが、偶然か否かその通りのコメント。でも速いところへ行くと案外というケースも沢山見てきましたので・・・・・・。
●マイネカトリーヌの06 ……父アグネスデジタル/母マイネカトリーヌ 美浦・畠山吉宏厩舎
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。3月に入ってさらにペースアップ。負荷をかけてある程度まで仕上げていく時期に入っています。しかし、週明け早々に行った追い切り後、牝馬らしく飼い葉を食べ残していました。こういったところは姉のMメリアンに似ています。
▼マイネメリアンは、能力はありながらそれを発揮できなかった印象があります。アスリートだから食う食わないは大事。
●ザフェイツの06 ……父マイネルラヴ/母ザフェイツ 栗東・西園正都厩舎
ビッグレッドファーム明和で調整中。1100mの屋内坂路を1本駆け上がっています。縦列の後方ではスタート地点においてスムーズにキャンターへ移れません。一方、ハナや2番であればすんなりです。ハミをぐいぐい取る気性は父Mラヴから受けたものでしょう。騎乗後はパドックで日光浴をさせてから馬房に戻しています。
▼こういうのを見ると、脚質っていうのはあるんだなぁと。一本調子にはなってほしくないので、なんとか調教で修正してほしいもの。
▼出資馬が入厩予定のある厩舎について、非常にキナくさい話を目にしました。しかも複数方面から。不安・・・・・・。