なんでも有馬記念
14番はモナさん復帰ということで、名前だけで買ったんだけど・・
▼ホリエモン藤田晋氏(素で間違えた)、有馬の馬連を50,000円分ゲットとのこと。なんていうか、「持ってる」人は違いますね・・・・・・。
▼また、身近でもこういう例が。以下、自分のtwitterでのつぶやき(id:toyaさんとのやりとり)を引用。
知り合いの競馬素人の女の子が14番がいいって言うから単複だけ買ってたら、2着にきて驚愕。
http://twitter.com/Southend/status/1081964113
@Southend すすすすごいですねぇぇぇ>知り合いの女の子
http://twitter.com/toya/status/1081964522
@toya 勘なのかなんなのか……。これから理由を問い詰めてきます(笑)。しかし有馬はこういう紛れがあるから味わい深いです。
http://twitter.com/Southend/status/1081973741
@Southend 結構有馬記念は、競馬を知らない人がさっくり当ててしまうことが多い気がします。結構前ですが「アメリカ馬券」とか……
http://twitter.com/toya/status/1081976091
@toya 単なる「最強馬決定戦」じゃないからこそ、そういうことも多いんでしょうね。改めていいレースだと思います、有馬記念。
http://twitter.com/Southend/status/1081979244
▼先日、有馬は「最強馬決定戦」であるべきか、というテーゼに対してちょっとした盛り上がりが界隈でありました。僕は「有馬はお祭りでいい(最強馬決定戦でなくていい)」という立場でしたが、この結果を受けて、もっと積極的に「有馬は最強馬決定戦であるべきではない」ぐらい言ってみようかという勢いになっています(今だけかもしれませんが)。
なるほどコース形態や施行時期の影響で、有馬というレースは「紛れ」が起きやすい。比較するなら、府中の2400mという広々とした舞台でレイティングや重賞実績により選り抜かれた馬たちが鎬を削るジャパンカップとは、根本的に違うレースだと言ってもいいでしょう。……だが、それがいい。
なんの根拠もなく14番をチョイスした件の女の子は、この結果を聞いて「競馬って楽しいですねー!」と、(自分では馬券を買っていないにも関わらず)顔を紅潮させていました*1。競馬のケの字も知らないそういう人に、そんな体験をさせてしまうような引力と魔力が、中山の2500mというトリッキーな舞台でピークを過ぎていたりポッと出の上がり馬だったりが混沌とする有馬記念というレースには、確実に存在するわけです(ソースは俺)。
まぁJCだって(日本人から見れば)ポッと出の外国馬が勝っちゃったりすることもありますが、それは「紛れ」による結果ではなく単なる情報不足ゆえの読めなさであり、有馬記念におけるダイユウサクやメジロパーマーやマイネルブリッジやダイワテキサスやアメリカンボスやタップダンスシチーやアドマイヤモナーク(以上いずれも12番人気以下での馬券圏内突入馬)の激走とは、やはり根本的に違う*2。
乱ペース上等、トラックバイアスどんとこい。そうした紛れやゆらぎの要素の豊穣さこそが、グランプリという「お祭り」の間口を広げ、人々を泥沼未知の興奮に誘うようなドラマを演出するなによりのスパイスになっているのではないかな、という気がするのです。
……まぁ、そんなカオスなレースは年に1、2回で十分ですけれども。僕自身の馬券ですか? こんな感じでしたがなにか。うーん、それでもいつもの手筋ならエアシェイディの単複は押さえているはずなのに……有馬ぐらいはとスクリーンヒーローの単勝で勝負してしまいました。これも魔力ですかね(えー)。来年こそは当てるぞ!(これは魔力)
▼以上、有馬の熱に浮かされたまま、勢いでアップしてみるテスト。