馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今年夏の2歳Sはクラブ(関係)馬が独占

▼とまぁ上手いこと4段オチになっていて、ロード会員としては多少なりとも釈然としないところはあります。ケイアイFはここのところ生産馬の大半をロードに卸しているわけで、市場に出してしまうならともかく、個人馬主に庭先で良い馬を一本釣りさせているようでは、信頼失墜につながると言わざるをえません。もちろんシンメイフジがどういう経緯で(クラブではなく)個人馬主に行ったかという細かい事情はわかりませんが、結果的にクラブ軽視と思わせてしまっただけでも少なからぬダメージではないかと思います。最早ケイアイファームレベルの牧場がマーケットブリーダーとして生き残っていけるとはとても思えない状況だけに、自分の首を絞めるようなことをやってて大丈夫なんだろうか、と他人事ながら心配です。
 と、ロードギャラクシーが8着に負けた腹いせ(といっても掛かってハナに行っちゃった割には大きく離されてませんので悲観することはないと思いますが)に捨てセリフを吐いてみたり。まぁ僕は色んなクラブの好みの部分をつまみ食いしてるようなタイプなので、その辺に文句をつけられる義理ではないんですが。


ジュエルオブナイルは、後出しになりますが去年かなり出資・入会を迷った1頭でした(もう1頭はダンス×ブリージーウッズ)。とはいえ重賞級までとは思っていなかったので、後出し以前の問題としてそもそも自慢できるような話でもないんですが。結果的には1年遅かった形になるのかもしれませんが、牝馬中心とはいえ重賞級が登場したのは社台の本気度が上がってきている表れなのかな、という気もしますし、現1歳世代も続いてくれると嬉しいところです。
 ていうか、ブリージーウッズはまだ残口あるのか……うーん、悩む。