馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

今週の出走馬(2頭)。

●マージービート 日曜京都1R 2歳未勝利(ダ1800m) 酒井 前走2着
ドリームバレンチノ 日曜京都2R 2歳未勝利(芝1400m) 松山弘 前走3着
▼大挙出走した先週の反動で、今週は2頭。
 マージーは8頭立て、あまり器用さがないタイプに見えますので、少頭数は願ったり。鞍上も三度目の正直を期していることでしょう。かなり使いこんできてますし、追い切りが動かなかったのもどうかですが、結果はともかくこの馬が一番強いと信じた積極的なレースを望みます。
 バレンチノは距離不足を承知で使った緒戦が末脚届かずの3着。1ハロン延長できっちり型に嵌めにきました。追い切りを見る限り使っての上積みがどれほどのものかは不分明ですが、前進を期待。


▼グリューネワルトで片目こそ開いたものの、2歳馬の成績は33戦して(1.6.3.5.2.16)という現状。勝ち切れないにもほどがあります。まぁそういう馬ばかり選んだ自覚はあるんですが。
 私見ですが、「勝ち切る力(≒)瞬発力」と「丈夫さ」というのは基本的に相反する要素じゃないかと思ってまして、両方を兼ね備えている馬と言うのはほとんどいない気がします(両方に欠ける馬はたくさんいますが)。で、どちらを軸に選ぶかという選択を迫られた時、最近は意識的に後者を採るようにしています。じゃあ具体的に「丈夫さ」ってなんなんだと訊かれると困るんですが……簡単に言えば、「バランス」と「柔軟性」なのかな、と。
 じゃあそれがパンフとDVDで分かるのか、と訊かれると更に困ってしまうところです。現3歳が結構な精度でピックアップできた感じなので、現2歳でもそうなれば多少は自信になるんですが……。そういう意味でも、2歳馬には頑張ってもらいたいところです。特にマージービートは、丈夫さとある程度の能力を兼備していると思っているんですが……ただ、さすがに使いすぎかなぁという気も。一方バレンチノは、個人的には多少脚元に不安があると捉えている1頭なので、ハラハラしながら見ています。